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■■ 遙か、彼方へ
2005年02月05日(土)

今朝、庭でヒヨドリが死んでいた。まるで眠っているようだったけれど、鳥が地面で寝ているはずもなく、そのままにしておくのもかわいそうだったので、庭に埋めてお線香を立てて手を合わせた。
今日は母の四十九日の法要と納骨だった。お上人様に有難いお経を読んでもらい、母は仏になった。そして重い石の下の暗い空間にお骨が納められた。たとえ骨ではあっても、家にあると母が居るような気がして毎日「おはよう」「ただいま」と声を掛けていたが、今は何故かお位牌に話しかける気持ちになれない。母の居た場所にぽっかり空間ができてその広さにただ居心地の悪さを感じる。魂はいつも一緒にいるとみんなはいうけれど、私にはわからない。母の存在を感じることはもう出来ないし、母はやっぱりいなくなったんだと改めて思った。
もしかして、今朝死んでいたヒヨドリに乗ってどこか私の知らない処に行ってしまったのかもしれない。
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