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夢の図書館新館

お天気猫や

-- 2003年09月29日(月) --

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『死霊の王』

アメリカの人気TVドラマ、ヴァンパイヤ・スレイヤー『バフィー』 シリーズのノベライズ版。 ドラマは日本でも人気となっています。 ただし、このエピソードはドラマにはない 小説のみのオリジナルで、『聖少女バフィー』に続いて 刊行されたもの。

原題は『ハロウィーン・レイン』。 あえて韻を踏んだハロウィーンの雨とは何を意味するのか、 よく聞く「カボチャ大王」って何者なの? そもそもハロウィーンって何をするの、 ハロウィーンはどうして生まれたの?

そんな疑問にピシッと答えてくれる書でもあります。

バフィーは、サラ・ミッシェル・ゲラー演じる金髪の高校生 (ドラマでは後に大学生)。超人的な戦闘力を秘めていて、 訓練によってさらに鍛えられます。 『地獄の口がある』といわれる町、サニーデイルの ヴァンパイヤ退治が彼女の聖務。 好むと好まざるとに関わらず、バフィーは日々悪鬼と戦わねば ならないのです。十字架と杭を持って。

時代でただひとり、選ばれた少女、それがバフィー・サマーズ。 そんなスレイヤーの任務を補佐する「ウォッチャー」は、 学校の図書館司書を務める英国人ジャイルズ。 (こちらも時代にひとりだと思われます) 古今の悪魔族やその封じ方についての豊富な知識が、バフィーや 彼女に協力する友人たちの命を救い、バフィーを正しい方向に 導く役目も果たします。ちょっと陰陽師的。 あえていうまでもありませんが、私はジャイルズさんのファン。

…と、前置きが長くなりましたが、 ヴァンパイヤといえばハロウィーンの仮装でもおなじみですよね。 ハロウィーンの夜、サニーデイルでいったいどんな ナイトメアが暴れ出すのか? この続きは、次回にて。。 (マーズ)


『死霊の王』 著者:クリストファー・ゴールデン&ナンシー・ホルダー / 訳:矢口悟 / 出版社:ハヤカワ文庫2001

2000年09月29日(金) 『慟哭』

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