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『誇り高きマッケンジー家』の第二話、 原題は『マッケンジーのミッション』。 マッケンジーの長男で、 米空軍大佐(後に大将)ジョーのロマンス。 何をとっても抜きん出ているマッケンジーの男たちの なかでも、社会的に最も地位の高い人物である。 他人に心のうちを見せないジョーは、 アイスブルーの瞳を持つ、生まれながらの戦闘機乗り。 「夜の翼」と呼ばれる新型ステルス機のプロジェクト・リーダー でもある。 (典型的な戦闘機パイロットは明るいブルーアイだそうだ)
ロマンスの相手は、キャロライン・エヴァンス。 空軍基地に派遣されてきた彼女は、レーザーの専門家で 物理学の博士号を持っている。 幼いころから知能が高かったおかげで、まわりの同級生たちと 普通のつきあいができなかったキャロライン。 ジョーの義母メアリーに似て小柄ながら、 すべてにおいて負けていない28歳のキャロラインは、 35歳のジョーと対等に渡り合い、レーザーさながらに 氷を射溶かしてゆく。
おたがいに、見知らぬ自分にうろたえながら。
しかし、順調に進むかに見えた二人の関係を試すかのように、 国家機密プロジェクトを脅かそうと、 陰謀と裏切りの嵐が突然襲いかかる。 二人は立場を超えて愛を信じ切れるのか?
これを読んでわかったのだが、このシリーズでは、 一族の誰かが終生のパートナーを得て、結婚して 新しい家族が一族に加わるまでを描くというパターンなのだ。
そして、リンダの描く物語は、ゆるがない信念を 持っていることに改めて気づかされた。 出会うべくして出会った者たちは、きちんと結婚するのであり、 当然そうなるべきとき、恋の邪魔者などいないのである。 そんな話が面白いのか?と思うだろう。 ためしに、読んでみてください。 (マーズ)
『熱い闇』 著者:リンダ・ハワード / 訳:上村悦子 / 出版社:ハーレクイン
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管理者:お天気猫や
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