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本屋で一目惚れしました。 『オリガミ雑貨BOOK』 文字通り、オリガミで雑貨を作ります。(笑) この本で作り方が紹介されている雑貨は、 どれもが、洗練されていて、とても素敵です。 そして、ただしゃれているだけでなく、 便利で実用的なのです。 そこが、大きな魅力。使えるオリガミ雑貨なのです。
どれもがほんとうに素敵なのですが、少々不器用でも、 紙を折るくらいなら、丁寧に、ゆっくりと慎重にやりさえすれば、 ちゃんとできそうな気がする。 そこが二つ目の、魅力。
さて、何を作りましょうか? 目次をチェックして、本をぱらぱらめくります。 「紙」を折るだけでできるのですが、 ここで大事なのは、どんな「紙」を選ぶか。 ここが、センスの分かれ目。 オリガミ、千代紙、ラッピング用紙、和紙とか壁紙。 紙にもいろいろあるし、柄だって、無限。 何を作るか。何を選ぶか。 ここが思案のしどころ。 でも、これもまた、物作りの楽しみ。
ぽち袋 / 封筒 / カード / ブックカバー / カ−ドファイル / フロッピーケース / フレーム / ランチボックスカトラリーケース / 飲茶ボックス / ケーキボックス / マフィン型 / 箸袋 / クリスマスツリー / クリスマスオーナメント / お正月飾り / お年玉袋 / 祝儀袋 / ばらのランプ / ラッピング などなど。
私がチャレンジしたいのは、「ばらのランプ」 ペーパーナプキンを使って、ばらの花を作り、 その花心が、豆電球なのです。 クリスマス飾り用の豆電球を使って、野ばらのような ランプを作りたいと思っています。
ただ紙を折るだけで、いろんなものを作ることができる。 たった一枚の紙から生まれる可能性。 ちょっとした工夫で、うすっぺらの紙が立派な箱になったり、 四角四面の味気なかった紙が、やわらかな曲線をやさしく包み込んだり。 まるで、ちょっとした魔法。 「和」の伝統を生かす雑貨から、「洋」のセンスの雑貨まで、 折り紙の既成概念を軽々と越えたオリガミ雑貨。
この本のさらなる魅力は、 日本の豊かさがしみじみと感じられる点。 折り紙の伝統と、オリガミの楽しさが こんなにかわいらしい本に、いっぱい詰まっています。 (シィアル)
※小林一夫氏は、和紙の老舗「ゆしまの小林」4代目で、 おりがみ会館の館長さんだそうです。
『オリガミ雑貨BOOK −楽しい、かわいい、折って使える雑貨たち』 監修:小林一夫 / 出版社:文化出版局
2001年07月09日(月) 『教養としての〈まんが・アニメ〉』
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管理者:お天気猫や
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