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もうすぐティーンエイジャーになろうという、 青い瞳のエリー(エリスではない)のスライス・オブ・ライフ。 11歳だって、いろんな思いがある。 たった一年間だって、他の何にもかえがたいことが つぎつぎと、起こる。
時間は待ってくれないのだ。
手で描いたやわらかいスケッチのような、 家族のなかのエリー、友だちのなかのエリー。 もうすぐ大人になってゆく 時間のなかのエリー。
5人娘の末っ子で誰にも似てないエリー。 エリーのパパはお酒に飲まれていて、 ママは疲れている。 前半はパパ・オーケイとの淡々としたやりとりや、 家族の現実が描かれる。
お酒に飲まれて身体がボロくなるパパは 私にもなじみのパパなので(笑) シンパシーを感じるが、オーケイにはまだ ずっとずっと、無理してもがんばってほしい。 エリーが望むことのなかで 実際にかなうのは半分以下であっても、 オーケイにもそれを見ていてほしいなと思う。 (マーズ)
『青い瞳』 著者:シンシア・ライラント / 訳:小柴一 / 出版社:新樹社
2001年01月09日(火) 『キリンと暮らす、クジラと眠る』
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管理者:お天気猫や
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