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『ウィーツィ・バット ブック』シリーズ第2作。 主人公のウィッチ・ベイビは、 ウィーツィたち家族の暮らすコテージの玄関に 捨てられていた赤ん坊。 「黒い子羊」ウィッチ・ベイビは、 魔女ヴィクサンと、ウィーツィのパートナーである マイ・シークレット・エージェント・ラヴァー・マンの あいだにできた子どもだ。
この突拍子もない家族のなかで 成長してゆくウィッチ・ベイビの、自分さがしの 物語は、ウィーツィの少女時代のそれよりも、 せつなくて痛くて、熱い。 いつも事故や犯罪や災害の新聞記事を 切り抜いてはベッドサイドに貼り付け、 それでやっと眠れるウィッチ・ベイビ。 失敗ばかりしているように見えるけど、 何が本当にだいじなのか、 生まれつきわかっている不思議な女の子。 ウィーツィの本当の娘、チェロキーよりも どこかウィーツィに似ている ウィッチ・ベイビ。
この世界をのぞいている私たちは みんなそのことを知っているけれど、 教えてあげることはできない。 彼らがいずれそのことに気づいて、 ハッピーでクールになるってことも、 知っているから。(マーズ)
『ウィッチ・ベイビ』 著者:フランチェスカ・リア・ブロック / 出版社:東京創元社
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管理者:お天気猫や
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