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夢の図書館新館

お天気猫や

-- 2001年03月01日(木) --

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『ディズニー7つの法則』

ひとに魔法をかけるには、周到なリアリティーと、 目に見えないような、あるいは目にとまらないかも しれないような舞台装置が、確かに必要なのだ。

誰しも「魔法にかかってあげよう」なんて 思わない。 「さぁ、かけてみてよ」とは思っても。

ディズニーランドも、我々の個人サイト・猫やも そういう視点では同じだ。 ディズニーランドはただ漫然と見ていてもすばらしい。 舞台裏を知って、「そこまでやるのか」という驚きが、 さらなる深い感動を呼ぶ。 猫やはビジネスではない。でも客商売である。 ゲストを大事にすることがなにより自分たちの満足に つながるという思いでつくられている。 余談だが、我々は魔女のハンドルを使っているから、 ある意味、キャスト(ディズニーでは従業員をそう呼ぶ) でさえある。

たとえば、猫やの編集長は、 ほんとうに細かい色のちがいやレイアウトに こだわっている。妥協はしない。 ああでもない、こうでもないと、時間を費やして 画面を猫やらしく最適化する。 コンピュータのテクニックに通じているとはいっても、 プロの専門家ではないから、その作業は どちらかというとブランドづくりと呼ぶほうがふさわしい。

困っているゲストには手をさしのべ、共に笑い、泣く。 初めて猫やに来たゲストでも、和んで、ハッピーになれるように、 また来ようと思いながら帰ってくれるように。 我々全員が心からそう願っているが、だからこそ編集長は、 敏感すぎるほどマナーや表現に気を配っている。 私が原稿を書くよりも、ずっとこだわって 細部と全体を見渡しながら、いつも新しい要素を考えている。 飽きられないように、魔法をかけつづけられるように。

そうした見えない配慮のうえに、我々を乗せた猫やは のほほんとネット上に存在できるのだが、 その編集長も、猫やの一キャストであり、 現実世界に翻弄されつつ生きている 人生のキャストなのである。

…なんだか、思いつくまま書いていたら、 ディズニーの企業理念を自分の会社や生活にどう生かすか、 という本書の趣旨を通り越して、 編集長ほめ殺しになってしまった! 今日は別に編集長の誕生日ではありません(泣)

※またまた余談。編集長はたくさんディズニーの本を読んでいるが、 本書は購入後まだ読んでいないという。 2時間で読めるといってすすめておいた。

そして、 そんな猫やがめざすのは、マジック・キングダムならぬ、 夢のショッピング・モール!(マーズ)


『ディズニー7つの法則』 著者:トム・コネラン / 出版社:日経BP社

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