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貝原益軒の「養生訓」に凝っている。 はっきり言って、面白い。
本屋のレジで、お金を払っていると、レジの上に一冊の「養生訓」が。 なんか、急に電波が来たみたいに、ものすごく面白そうで、 猛烈に読みたいという気持ちになった。 出来たらその場で誰かが買おうとしている その本のページをどうしてもめくりたい、 という強い衝動に駆られた。 何で、こんなに面白そうな本に今まで気付かなかったのか、 過去の日々への後悔の思いが巡る。 レジでの支払いが終ると、慌てて棚に「養生訓」を探しに行く。 やっぱりなかった。 こんな本、何冊も置いてるはずがない。 どうしても読みたかったその気持ちだけが空回りして、 「一生の不覚」…その言葉だけが頭に響き渡る。 ほんとうに、どうしても読みたかったのに!
後日、他の書店で念願の「養生訓」を入手した。 読みたくて、読みたくてたまらなかった「養生訓」は 期待に違わず、実に面白い。 とはいっても。 読み終わるまで、一気に徹夜してでも読みたいとか、 おなかを抱えて笑うようなんじゃないけど。 江戸時代の健康カタログを読んでいるかと思うと、 妙に嬉しくて、少し怪しい人になっている。
「養生訓」・・・それは江戸時代の「ターザン」、あるいは「壮快」か。(シィアル)
「養生訓」 著者:貝原益軒 / 出版社:講談社学術文庫
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管理者:お天気猫や
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