桜桃日記 ami
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2005年03月04日(金) とうとうこの日が来ました。上司がクビになりました。


私の上司は、はっきり言って、だれもが認める上司としての不適格者です。
去年の11月には、30人の前で、今までの自分の横暴な口の利き方を謝罪しました。所長の最後通告が出ていたのです。
そして、今日いきなりの解雇通知です。
結局、最後まで彼女は変わる事ができなかったのです。
所長が仰るには「あの性格は、最後まで直らない。もう無理だ。これ以上、大切な社員に不愉快な思いをさせて退職に追い込まされては困る。そのためにもあの人には辞めてもらうしか無い」とのことでした。
今日、本人は部下の前で大泣きでした。
「だれが所長に告げ口したかくらい、私には分かっている。そいつがそんなに偉いのか。人の人生を、そんな告げ口で変えてしまって良いのか。そんなことをする奴は、やがては自分にもそういう目が回って来るんだ。」と泣き叫んでいました。
可哀想ですが、自業自得だと思いました。自分が今まで撒いて来た種です。
感情の赴くままに、自分が気に入らないと思った人間を徹底的にいじめ抜く。いじめる際には何の統一性も無い。ただ、口からでまかせ。その時の思いつくままの暴言を吐き、人格否定をし、精神的苦痛を与え、自分のストレスを解消する。醜い人間です。


素晴らしいことだと思いました。
従業員の再度のアンケートが実を結んだのです。
相変わらず、9割の部下が彼女を不快に思っていたそうです。
それだけの人間に嫌われるのは並大抵の行状では無理でしょう。
人を責める前に、自分の行いを反省すべきだと思うのですが、全くその様子は有りません。そういう人の痛みを分からない人間だから、平気でモラルハラスメントができるのでしょう。
さようなら、人格欠落者。
申し訳ありませんが、上司が辞めて、まるで今まで立ち込めていた霧が一瞬にして晴れたような爽やかな気分です。





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