東京都清瀬市立小学校6年生の男児らが、同級生の男児から現金を脅し取っていたことが、分かった。脅し取られていた児童の母親らから相談を受けた担任教諭は対応を取っていなかった。市教委は校長と担任を厳重注意した。東村山署は、恐喝事件とみて調べている。
市教委などによると、児童らは6年生3人、5年生2人の計5人の遊び仲間。被害児童は3年生の頃から、このうちの複数の児童から「お金を持って来い」などと脅され、お金を渡したという。仲間内では、日頃から金の貸し借りをしたり、一緒にゲームソフトや釣りざおなどを買ったりしており、被害額ははっきりしないという。
被害児童の体操着や給食袋などが教室のごみ箱に捨てられたり、宿題をやらされていたりしたこともあった。被害児童は今年2〜5月に、父親の口座からキャッシュカードで計95万円を引き出した。ふだん使っていない銀行から引き出されたことを不審に思った母親が調べると、防犯カメラに被害児童と仲間が映っていた。学校や警察に相談、調査が始まった。
被害児童の母親が昨年12月、いじめについて担任に相談したというが、担任は「覚えていない」と話しているという。今年3月、遊び仲間の児童の母親から、被害児童が金を取られているようだと連絡があったが、担任は校長に報告などをしなかったという。
(07/20 12:31) asahi.com
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この手の事件は最近時々ありますが、いつも不思議に思うのは何故子供がそんな高額なお金を簡単に親の通帳から引き出せるのでしょうか。
そして、また母親の財布から抜き取れるのでしょうか。
よくそれだけの大金が無くなるまで気付かなかったもんです。
あまりに、気付くのが遅すぎですよね。
そして、先ほどテレビで放送された加害者側の母親は「お金は恐喝したものではなくて、もらったものです」とのコメント。
あほか、誰がただで、お金をくれるねん。
恐喝して盗ったんだろが、馬鹿め。
被害者側も被害者側なら、加害者側も加害者側、そして放置していた担任も担任。
何だか情け無いですねぇ。
何故、被害者側は学校の先生になんか相談をしているのでしょう。
何故、親が直接その家に行って話をしないのでしょう。
子供はずる賢いから、あそこの親はうるさい、怖いと思ったら、その子供にも下手なことはしません。
その代わり、ちょっとでも弱気なところを見せると、とことん付け上がります。
今、学校の先生を当てにしても、運次第で、何も相談に乗ってくださらない、サラリーマン感覚の先生が担任になってしまうこともあります。
運が悪いと「いじめられる側にも問題がある」と平気で言ったり、いじめている側、いじめられた側両方を「喧嘩両成敗」と双方に事情を確認することなく両者に拳骨を見舞う手抜きの担任に出くわすこともあります。そして、子供の苦痛を倍にしてしまうあほな担任。
これ、現実なんですよ。実際に経験したことなんで。
そして、学校はまだまだ閉鎖的。中で何が行われているのか、親は直接見ることができません。
はっきりいって、子供は天使なんかじゃありません。
悪いやつはいくらでもいます。
私たち大人も心して掛からないと、平気で嘘も付かれます。
学校の先生も信頼しすぎると痛い目に合います。
本当にわが子を守ることができるのは、両親しかないのです。
私を含めて親は日々の生活で子供の表情、様子に注意を払うことが大切だと再確認した事件です。
特に、食事中の家族の会話。大事にしたいと思います。
それにしても、今回の事件「示談中」だとか。
学校側の「事件を表ざたにしたくない」という思惑(おもわく)が見え見えで何だか感じ悪いですねぇ。