前々から仕事中に声を掛けてくる男性がいた。
年の頃はどうだろう。
おじさんに見えるけれど、案外私より少し年下かも・・。
残念ながら私の好みとは正反対のチビでデブでハゲな小柄でふくよかで髪の薄いそのお方は、
「あなた、うちはどちら?」
「子供さんはみえるの?」
「年はおいくつ?」
な〜んて、聞いてきた。
仕事中だし、全然好みでもないので、いつも適当に
「家は、あっちの方です」
「はい、子供は山ほどいます。」
「もう、いい年です。」
などと答えていた。
そしたら、今日その男性が突然私に君へ贈り物を買ってきました。
と言って来た。
一瞬戸惑ったけれど、差し出されたのが東急●ンズの小さな紙袋だったので、「まぁ、いっか」といただいてしまった。
「中を見ていいですか」と開封したら
中身は、なんと懐中電灯だったΣ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
一応、社交辞令でお礼を言ってその場を去ったが後が大変。
もう、笑いが込み上げて来て、込み上げて来て我慢するのが大変だった。
角を曲がってから、ずっと私は怪しいおばさんごとく、へらへらしていたに違いない。
しかし、なんで君の為に買ってきたプレゼントが懐中電灯なんだろう?
もしかして、細かい字が苦手そうに見えたんだろうか。
帰宅した今も謎のままだ・・。