頑張る40代!plus

2009年10月21日(水) 孤独と焦燥(14)

さて、この駐車場で一番暇だったのは、警備員と警察官だった。
警備員はいつも駐車場の中をうろうろしていた。
よく「今日は暇だったから、この中を○周しましたよ。ははは」と言っていた。
その間、ぼくたちは客との格闘をしていたのだ。
「あの人は何の警備に来とるんやろう?」と、よく言っていた。

一方、警察官は土日祭日だけの登場だったが、仮設事務所の机の前でふんぞり返っていた。
何もせず、煙草ばかりふかしていた。
おかげでサブリーダーのシャツは焦がすし、ろくな人たちではなかった。
駐車場内で接触事故が起こった時も、「またヘタクソがぶっつけやがって―」と言いながら、事故処理をしていた。


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