頑張る40代!plus

2009年10月08日(木) 孤独と焦燥(1)

浪人1年目の正月(昭和52年)に太宰府天満宮に行った。
ここは好きな場所で今でもちょくちょく行っているが、この時は受験生だったので、それまでとは違う何か張りつめたものがあった。
「天神様、奇跡が起こりますように」と祈り、おみくじを引いた。
一瞬固まってしまった。
<大凶>だった。
「これはいかん!方位が悪かったんだ」と思い、慌てて電車に駆け込み、福岡市内へと向かった。

天神に着き、警固神社におみくじを引きに行った。
また固まった。
<大凶>だった。

何かの間違いだと今度は住吉神社に行った。
勘弁してくれ。
またまた<大凶>だった。
泣きたい気持ちで愛宕神社に行き、「これが正しいんだ」と念じながらおみくじを引いた。
結果は<凶>だった。
目の前が真っ暗になった。


 < 過去  INDEX  未来 >


しろげしんた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加