頑張る40代!plus

2007年09月10日(月) 緊張(2)

講習が終わった日、家に帰ってから、ぼくは緊張について考えていた。
前に書いたが、柔道や野球の試合だとかカラオケとかでは、緊張で失敗したことがあった。
だが、それは人生において重要なものであったか?
いや、違う。
別に負けても何ということはなかったし、緊張で歌えなくても、その後の人間関係に支障をきたしたことはない。

では、人生を左右するような場面ではどうだったのかというと、そこには失敗の記憶がないのだ。
つまり大舞台では、一度もこけたことはないということだ。
あ、大学には落ちた。
しかし、それはぼくの中ではそれほど重要なことではなかった。
元々合格する気がなかったのだからだ。

ということで、大学受験以外のことは大概うまくいっている。
就職試験も、希望する企業はすべて合格。
自動車免許の時も仮免、本検、学科試験は一発で合格している。
結婚式などで大勢の人の前でスピーチしたり歌ったりする時は、その直前に緊張はあるものの、本番はえらく落ち着いていて、無難にこなしている。
というか、予想以上にウケがいい。

そう考えていくうちに、ぼくは本番に強い人間だという結論に達した。
これまで本番に弱いと思ったのは、緊張のほうに意識が行っていたからだ。
そう思うと、これからの人生に勇気が出てきた。
明日、仮に武道館でコンサートをやったとしても、緊張負けすることはないだろう。
もう大丈夫だ。


 < 過去  INDEX  未来 >


しろげしんた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加