ここ2,3日、雨が降ったおかげで、だいぶ涼しくなった。 夏が終わるのは嫌なので、本来ならこういうことは書かない。 そういうぼくが、こんなことを書くくらいだから、今年の暑さにはほとほとうんざりしているのだ。 昼間はまったくクーラーを入れないし、おまけにウォーキングまでやっているので、すごく汗をかく。 シャツやパンツは当然だが、ズボンも雨に濡れたようにビッショリになっている。
さて、そのウォーキング、毎日真昼時に、帽子もかぶらずに外を歩いているわけだが、よくそれで熱中症にかからないものだと、我ながら感心している。 きっと日陰を選って歩くようにしているのがいいのだろう。 日なたが無茶苦茶暑いから、その分日陰が涼しく感じる。 さらに水分を適度に摂っているから、のどが渇くこともない。
他に考えられることは、風を意識して歩くことくらいか。 最初はそう感じなかったのだが、ある時から、風が吹きつけるたびに「風が気持ちいい」と口に出して言うようにした。 それからだ、俄然風が涼しく感じるようになったのは。 それ以来、暑さでだんだん歩くのに嫌気が差してきても、それを口にすることで、元気が蘇るようになったのだ。 これも、言葉の魔法なのだろう。
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