今日も暑い一日だった。 体感的に、この夏一番暑かったように感じたのだが、実際はどうだったのだろう? しかし、暑いとは言っても、先日大分で味わったようなチクチクした痛みではない。 このへんの暑さは、ジワジワとくるのだ。 だから汗もサラッと流れずに、肌にベタベタとまとわりつく。 年を重ねていくうちに、だんだん脂ぎってくるものだが、その上に汗が重なるわけだから、本当にうんざりする。
さらに嫌なものがある。 それはニオイである。 昔はさほどニオイは気にしなかったが、最近は妙にニオイが気になる。 前は汗のニオイなんかを気にしていたのだが、最近は衣服のニオイのほうが気になっている。
昨日嫁ブーとイオンに買い物に行った。 大量に食品を買い込んだのだが、一度では車に運べず、何回か分けて持って行った。 最初に持って行った時、夕立が降り出した。 家を出た時はかんかん照りだったので、当然傘は持ってない。 そのためずぶ濡れになってしまった。
荷物を運んだ後、しばらく店内にいたので、エアコンの風で乾いてしまったのだが、その過程で妙なニオイがしていた。 例の部屋干しのニオイだ。 乾いたあとは、もうニオイはしなかった。 だが、一度鼻についたニオイの記憶は取れない。 ずっとそのニオイが、ぼくの体にまとわりついているような気がしてならないのだ。
帰る間際、数年ぶりに昔の部下(女子)に会ったのだが、ニオイが気になって、満足に会話も出来なかった。 おそらく彼女は、「何でこの人、よそよそしいんやろか?」と思ったに違いない。 最後に「今度飲みに行こう」と約束したのはいいが、ニオイが気になって連絡先を聞くのを忘れていた。 「今度」は、また数年後に会った時に連絡先を聞いてから、ということになるだろう。
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