2006年05月08日(月) |
『パパと呼ばないで2』をやってほしい |
日曜日に楽しみにしている番組がある。 それは『パパと呼ばないで』である。 もちろん現行のドラマではない。 スカパー!でやっている、再放送だ。 もう何度も見ているので、あらすじも覚えているのだが、それでも見てしまう。 内容はもちろんだが、古いドラマは、それをリアルタイムで見ていた頃の自分をも蘇らせてくれるからだ。
このドラマをやっていたのは、1972年だから、ぼくが中学3年の頃だった。 水曜日の夜にやっていたのだが、その頃、水曜日の夜というのは、面白いドラマが目白押しだった。 8時台がこの『パパと呼ばないで』で、9時台は『時間ですよ』があった。 この二つの作品は、ある共通点がある。 それは、どちらのドラマも脚本に向田邦子が携わっているのだ。
さて、その『パパと呼ばないで』もそろそろ最終回に近づいてきた。 下宿屋の娘の園子(松尾嘉代)がパパの右京(石立鉄男)に、「チー坊(杉田かおる)のママになりたいの」と言い、ハッピーエンドとなるわけだが、その時ぼくは、いつも思うことがある。 それは『パパと呼ばないで2』をやってくれないかなあ、ということである。 その後、右京と園子、そしてチー坊はどうなったのか。 それを知りたいのである。 下宿屋の親父(大阪志郎)と魚屋の親父(花沢徳衛)以外は健在だし、やってくれてもいいのではないか?
成人して『鳥の詩』というヒット曲を持つ歌手になったチー坊だったが、なぜか婚期を逃し、ずっと独身を通してきた。 ところが、30代後半になりあるお金持ちに見初められて電撃結婚。 しかし、すぐに離婚して戻ってきた、というところから物語を始めてもいいじゃないか。 「右京と園子の子が出来て、面白くないチー坊は次第にグレていき、中学で子供を産む」というエピソードを添えても面白いかもしれない。 とにかくやってほしい。
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