頑張る40代!plus

2006年05月04日(木) モーニング

(1)
嫁ブーと休みがいっしょの時、たまにやっていることがある。
それは、レストランにモーニングを食べに行くことである。
以前は、休みといえば朝遅くまで寝ていたので、そういうことは考えつかなかっ
た。
が、職場を変わってから、早起きが習慣になってしまい、そのせいで、そういう
ことを考えつくようになったというわけだ。

ということで、今日は朝9時に近くのレストランにモーニングを食べに行った。
セットの中身はというと、特に変わったものはない。
コーヒー、トースト、ベーコンエッグ、といった昔ながらのモーニングの定番で
ある。
味も普通なのだが、そういったことよりも、休みの朝という解放された一日の始
まりに、何かやっているという充実感が何となくいい。
今日一日が、いい日のように感じるのだ。

(2)
前の会社にいた時は、よく喫茶店のモーニングサービスを利用していたものだ。
通勤時に駅前の喫茶店に立ち寄り、それから会社に行っていたのだ。
入社間もない頃に、ついコーヒーのにおいに釣られて店に入ったのがきっかけだった。
最初はぼく一人で行っていたが、そのうち嫁ブーなんかも参加するようになった。
後年に昇格してからは、早朝会議に出席しなければならなくなったために、それができなくなったのだが、それまでの数年間は足繁くその喫茶店に通っていた。

(3)
先日、前の会社の近くに行った時に、その喫茶店の前を通ったのだが、すでに店は潰れていた。
そういえば、うちの近くにあった喫茶店もかなり前に潰れている。
以前は街に氾濫していた喫茶店も、そのほとんどが潰れたり、増床してレストラン化したりしている。
もう純喫茶みたいなのは流行らないのだろうか。

(4)
東京にいる時は、よく友人たちとモーニングを食べに行っていた。
そこで、ちょっと驚いたことがある。
その友人たちは、トーストがくると、それに塩をかけだしたのだ。
ぼくが「何で塩をかけるんか?」と訊いてみると、友人は「だってバターだけじゃ味が薄いじゃん」と言っていた。
変なことやるなあと思っていると、店にいた周りのも同じように塩をかけて食べているではないか。
東京人が濃い味を好むことを、ぼくはその時初めて知ったのだった。
で、ぼくも感化されたのか、それ以来トーストには塩をかけるようになった。
しかし、こちらに帰ってからは、また塩をかけなくなった。
なぜなら、こちらの喫茶店のテーブルには、塩が置いてないからだ。


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