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2006年01月27日(金) 酒が強い人

昨日は飲み会だった。
朝方、頭がガンガンして目が覚めた。
早くも二日酔い症状なのである。
考えてみると、昨日はほとんど食べずに飲んでばかりいた。
そういう飲み方にも問題があるだろうが、飲んだのは、たかだか生ビール10杯程度なのだ。
その程度で二日酔いということは、かなり弱くなっている証拠である。

そういえば、昨日パートさんたちと話をしている時に、晩酌の話が出た。
「しんたさんは、晩酌でどのくらい飲むと?」
「日本酒一合くらい」
するとそのパートさんは、いかにも私はまだ飲むよと言いたげに「少なーい」と言った。
「晩酌というのは、あくまでも晩飯の一部なんやけ、その程度で充分やろ」
「でも、それじゃ酔えんやろ?」
「酔うために飲みよるんじゃない。飲むことで晩飯がおいしくなればいいんやけ」
その人は嘲笑うかのような顔をして、「ふーん」と言った。

いるんですね、さりげなく自分の酒量を自慢したがるバカが。
そういう人に限って、酒の味もわからずに深酒して、昼間はいつも白昼夢のような顔をしている。
また、酒の席では、いかにも自分は強いとでもいい言いたげに手当たり次第に酒を飲み、他人に酒を強要したり、あげくに人事不省に陥ったりと、いつも他人に迷惑をかけている。

ぼくは、そういう人を酒が強い人だとは決して思わない。
「自分は酒が強い!」と錯覚している、ただのバカである。
しかも、そういう人は、胃や肝機能に障害を持っていたりする人が多い。
ぼくが知っているだけでも、酒の飲み過ぎで死に至った人や、透析を受けるはめになった人はかなりいる。
そういう人は自分の適量というものを知らない、つまり、酒がわかってないのだ。

ここではっきり言っておこう。
酒が強い人は病気である。
どんな病気かというと、酔えないから、酔おうとして無理に酒量を重ねてしまう病気である。
そして、その酒が体を蝕んでしまう。
自分の健康を害するような飲み方しかできないなら、飲まないほうがいい。
そして、「自分は酒が強い」なんて思わないほうがいい。


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