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2006年01月11日(水) 夢の暗示

また高校時代の夢を見た。
今年に入って二度目である。

前回見たのは今月3日の深夜だった。
通学している夢で、バスの連結がうまくいかず、「また遅刻だ」と焦りながら1本遅いバスに乗り込んだ。
バスに乗り込むと、そこになぜか、かつてうちの店を担当していた取引先の男が乗っていた。
ぼくと彼は波長が合わず、お互いに嫌い合っている仲である。
「何でここに奴がおるんかのう」と思ったぼくは、彼の視線に入らない場所を選んで立つことにした。
ところが、バスが何かの事故に巻き込まれてしまい急停車した。
その拍子に、バランスを失ったぼくの体は、彼の目の前に運ばれてしまった。
「あちゃー」
と思っているところで目が覚めた。

この夢には後日談がある。
翌4日のことだった。
来るはずのないその取引先の男が、新年の挨拶に来たのだ。
ここでもぼくは「あちゃー」と思ったのだが、とりあえず通り一遍の挨拶をした。
しかし相変わらず波長が合わない。
話しているうちにだんだん頭に来て、「ここに来ても何のメリットもないやろ。本社に行った方がいいよ」と言って、彼を追い返したのだった。
きっとその夢は、その男が来ることを暗示していたのだろう。

さて、今日の夢である。
今回は物理の試験の夢だった。
ぼくは小中高通して、理科系がまったくだめだった。
高校1年の時には、人が滅多に受けることのない生物の追試を、ぼくは受けている。
わけのわからない生物よりも、まだ計算式のある物理のほうが楽だったのだが、同じ理科系、苦手科目には変わりない。
その試験中、周りの人は一生懸命解答を書いているのだが、なぜかぼくは、物理の先生についてのエッセイを書いていたのだ。
そして「これを今日の日記にしよう」と思っていた。
そうこうしているうちに時間が来てしまい、答案用紙を集めるだし、みんな教室を退出した。
ところが、ぼくはまだエッセイが出来ていない。
そこでぼくは、時間が過ぎても教室に残りエッセイを書いていた。
すると、試験官がぼくのところに来て、「もう時間ぞ。エンピツを置きなさい」と言った。
慌てたぼくは、つい「まだ日記が出来てないんです」と言ってしまった。
試験官の顔は見る見る怒り顔に変わっていった。
「何、日記だとぉ」
というところで目が覚めた。

前回の夢は、ぼくの嫌いな取引先の男に再会することを暗示していたのだが、さて今回の夢は何を暗示しているのだろう。
ちなみに、昨日の日記は寝る前にちゃんと出来ていたので、そのことで焦っているわけではなかった。


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