頑張る40代!plus

2005年10月22日(土) 10月22日メモ

【ぼくの夏は終わった】
5月からこちら、通勤時はずっと半袖で通してきたが、今日でそれも終わった。
ついに長袖に替えたのだ。
昨日の夜から寒さを感じていたのだが、夜中に降った雨のせいで、一気に冷え込んだようだ。

それでもぼくは、半袖で行こうと思っていた。
ところが、朝起きてからしばらくして、鼻からのどにかけて少し違和感を感じだしたのだ。
これは風邪の前兆かと思ったぼくは、急遽半袖をやめ、長袖のパーカーを羽織って通勤することにした。
これで、とうとうぼくの夏も終わってしまった。


【『秋の夜』メモ】
昨日、ここで紹介した『秋の夜』という歌の話である。
以前この歌を聞いた人から、「この歌を聴くと、風景が浮かぶんだけど、どこかの風景を元に作ったんですか?」と訊かれたことがある。
その人は画を描く人だったから、その風景が見えたのかもしれない。

確かに、この歌詞の元になった風景はある。
ただ、この歌詞を書いた頃のものではなく、中学の頃に触れた風景だった。

場所は折尾である。
折尾と言われてもピンと来ないかもしれないが、北九州市にある地名である。
文学好きの人なら、林芙美子の『放浪記』に出てくる地名なので、目にしたことがあるかもしれない。

かつて、その折尾に親戚が住んでいたことがある。
それが中学の時だった。
その頃、よく母とその親戚の家に行っていたものだ。
行くと長居してしまい、ついつい帰るのが遅くなる。
実は、この歌の風景は、その帰り道の風景なのである。

筑豊本線と並行して、堀川という川が流れている。
その川の沿道を通って駅に向かう。
夜道を照らす裸電球。
風に揺れる柳の枝。
終列車の汽笛の音。
犬の遠吠え。
ぱらつく雨。
‥‥。
そういったものが、妙に印象に残っている。


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