まだ万全だとは言えないが、体調の方は、ほとんど元に戻っている。 ただ、気が抜けた状態が続いている。 プレーオフぼけとでも言うのだろうか。 いや、もっと前から、それはあったような気がする。 自分の関係のないところで時間が過ぎていっているといか、自分だけがポツンと時間に取り残されているというか、とにかくぼくの心が現実から遠ざかっているのだ。 そのため、何をしても感動はなく、何を見ても面白くはなく、何を聞いても楽しくはない。
おそらくこれは、先日書いたリストラの件が影響しているのだと思う。 実はこの件、噂だけが一人歩きして、まだ何も決まっていないのだ。 しかし、その噂がぼくの心をかき乱している。 それにプレーオフぼけが、拍車をかける。 残るのは厭世観だけである。 そうなると、ぼくの心は現実を見ようとしない。 夢ばかり追い求めるようになるのだ。 そうなると、何も手に着かない。 そういうことから早く脱却して、普段の生活に戻りたいのだが、なかなかそれが出来ないでいる。 どうやって脱却していいのかが、わからないのだ。 というより、そういうことを考える気力すらないのだ。
そうそう、明日は休みだったんだ。 厭世観は、そんな簡単なことすら忘れさせる。 こういう状態で、明日どうやって過ごしたらいいのだろう。
そういえば、20代後半に作った歌がある。 いい録音がないので、ここでお聴かせすることは出来ない。 が、歌詞はお見せすることが出来る。 今の状態を詩にするとしたら、おそらくこんなものではないだろうか。
『心の中を』 いつもいつも考えることは 暮らしのことばかり 日々が通り抜けていく 風は吹く、心の中を
いつもいつも同じことの 繰り返しばかり 日々が色褪せていく 時は行く、心の中を
ただ夢だけが 駆け抜けていくのを 遠く眺めてるような毎日 風は吹く、心の中を
ああ、想い出だけを 数えすぎた日々 冷たい日差しの中で 時は行く、心の中を
いつもいつも置き忘れた夢 追い求める日々 日々が閉ざされていく 風は吹く、心の中を
あ、今はもっと重症かもしれない。 まあいいか。 ぼちぼち寝ます。
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