頑張る40代!plus

2005年10月19日(水) 焼き肉

朝、会社に着いてから調子が悪かった。
何かフラフラするのだ。
あるパートさんから、「しんちゃん、顔色悪いよ」と言われた。
「顔色悪い?」
「うん」
「朝からフラフラするっちゃね」
「ホークスが優勝を逃したショックで、体調崩したんやないと?」

また、いらんことを言う。
今日はホークスのことを考えまいと思っていたのに、おかげで、またあの悔しさを思い出してしまったじゃないか。
そこで、またこの言葉を口走ることになる。
「ホークスは優勝を逃したわけじゃない。パリーグの代表決定戦で負けただけ。ホークスのシーズン優勝は揺るがん!」

しかし、その言葉にも何か力が入らない。
本当にどうしたんだろう。
まさかパートさんが言うように、本当にプレーオフの影響で体調が悪くなったのかもしれない。
だが、今日の体調の悪さは、そういう精神的なものではないようなのだ。
朝方寒かったから、風邪でも引いたのかもしれない。
そう思って、とりあえず買い置きしている薬を飲んでおこうと、薬の置いてある休憩室に向かった。

しかし、考えてみると、風邪にしては何かおかしい。
寒気にあたって風邪を引いたのだから、当然寒気がするはずだけど、別にそれはない。
額に手を当ててみたが、熱もないようだ。
そこで、いったん薬を飲むことはやめ、様子を見ることにした。

昼頃だった。
ようやく体調不良の原因がわかった。
腹がゴロゴロ言いだしたのだ。
そういえば、昨夜嫁ブーと焼き肉を食べに行ったが、それが悪かったようだ。
いや、別に肉が悪かったわけではない。
ぼくと焼き肉の相性が悪いのだ。

若い頃はそうでもなかったのだが、40歳を超えた頃から、焼き肉を食べに行くといつも腹をこわすようになった。
なぜ腹をこわすようになったのかというと、その頃からあまり肉が好きでなくなったために、焼き肉屋に行ってもビールばかり飲んでしまう。
食べずにビールばかり飲んでいると、当然腹をこわす。
そこで、ここ数年は、あえて焼き肉を食べに行かないようにしていた。
ところが、昨日はそのことをすっかり忘れていた。
「今日は焼き肉でも食べて、昨日のことは忘れよう」という嫁ブーの提案に、ついつられて行ってしまったのだ。

昨日も肉は5切れほどしか食べなかった。
胃の中にあるのは、ビールばかりで、5切れの肉はおそらくそこで泳いでいたことだろう。
それで腹がふくれたので、それ以降は何も食べなかった。
それが悪かったのだ。
大量のビールのせいで、胃や腸が悪酔いしてしまい、それが今日まで残っていた、つまり二日酔いしていたというわけだ。

ま、今は何とか治っているが、もう焼き肉を食べに行くのはごめんである。


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