頑張る40代!plus

2005年10月18日(火) 元気のない夫婦

昨日の脱力感がまだ続いている。
朝から、テレビを見る気も、ラジオを聞く気も、新聞を読む気もしない。
ネットやっていても、ニュースなどは一切見ない。
とにかく、野球のことから離れたかったのだ。
しかし、気がつくと野球のことを考えている。
そのたびに、ため息をついてしまう。

嫁ブーはそんなぼくを見かねてか、「どうしたと?元気ないよ」と言った。
ところが、そう言う嫁ブーも何か力がないように見える。
「おまえだってないやないか」
「だって、朝からロッテ優勝のニュースばかりで面白くないもん」
「たかだか日本シリーズ・パリーグ代表決定戦に勝っただけの話やないか。そういうのを優勝と言わんで欲しいわい」

「そういえば、さっき、テレビで小倉さんが、『プレーオフは、おかしい』と言ってたよ」
「あの人は去年もそんなこと言いよったのう」
「ああ、そうやったねえ」
「だいたい、堤(前西武ライオンズオーナー)とか宮内(現オリックスバファローズオーナー)が言い出したことやろ。自分たちが同じ目にあったら、どれだけプレーオフが理不尽な制度かがわかるやろう。ま、当分そういうことはないやろうけ、わからんやろうけどの」
「そうよね。それが出来んけ、プレーオフなんかわけのわからん制度作ったんやろね」
「ホークスが以前から、この制度はおかしいと言っているのに、他の5球団が聞いてくれんのよ。裏返せば、自分のところは弱いというのを認めとる証拠やないか」

「ホークスはセリーグに行けばいいのにね」
「そうやの。他球団が結託して、結果的にはホークス潰しみたいなことをやっとるわけやけの。そっちの方がいいかもしれん」
「ソフトバンクvs阪神とか、ソフトバンクvs巨人とか、新たな伝統の一戦が出来るかもね」
「昔、伝統の一戦と言われた、ホークスvsライオンズも廃れたしの。ここいらが潮時かもしれんのう」
「セリーグに行けんのかねえ?」
「行こうと思ったら行けるんやないんかのう。かつて西鉄ライオンズが、セリーグに行こうとしたことがあったらしい。ほとんど決定しとったらしいんやけど、最後にオーナーか球団社長が、ウンと言わなかったということを聞いたことがある」
「じゃあ、孫さんがウンと言えば行けるんかもね」
「孫さんとしたら、そちらの方がいいんやないんかのう」
「絶対そっちの方がいいよ」
「残った5球団で、レギュラーシーズン無視の、プレーオフごっこでもやっていればいい」

今日は二人とも休みだった。
元気のない夫婦は、悔し紛れに、朝食を食べるのも忘れてこういう話ばかりしていた。


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