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2005年08月17日(水) ダニの季節になりました

昨日、埃まみれの録音機材の中にいたせいで、ダニにかまれたようだ。
太ももに二ヶ所、お尻に同じく二ヶ所のダニ痕を見つけたのだ。
最初は何と言うこともなかったのだが、気がつくと痒くなっていた。
蚊の痒さと違って、ダニの痒さはしつこい。
家ではエアコンを入れてないので、自ずと汗をかく。
その汗が痒さを助長するのだ。
いちおうは痒み止めを塗っているのだが、それも一時しのぎに過ぎず、すぐまた痒くなる。

東京にいた頃に、一度大量のダニに背中を噛まれ、その痒さに何週間かのたうち回ったことがある。
人からは皮膚病扱いにされ、病院を紹介されたものだった。
あの時は、パンツ一丁で、掃除のしてない畳の上でゴロ寝したのが原因だった。
その頃は、埃の中にダニが潜んでいるなんて知らなかったのだ。

そういえば、あれもこの時期だった。
その後も何度かダニにやられているが、やはりこの時期だった。
ということは、この時期に埃は厳禁だということか。
しかし、そうは言っても、なかなか掃除する気にはなれない。
置いているものがわからなくなるとか、部屋をきれいにすると日記を書く気が起きない、などいろいろ理由はあるのだが、要は掃除するのが面倒なだけだ。

もし今掃除するとしたら、優に一日はかかるだろう。
やる時は妥協せず徹底的にやるからだ。
先の東京ダニ事件の時は、徹夜して掃除したのだった。
江戸間の6畳部屋だったが、まずお茶の出し殻を畳の上にばらまき、それを箒で掃いたあと、二度水拭きをした。
そのあとで、マイペットの原液を畳にまんべんなく振りかけた。
その泡が出なくなるまで、ぞうきんでゴシゴシやり、しばらく置いてまた水拭き、最後に乾拭きをして掃除を終えた。
この徹夜作業のおかげで、完全にダニはいなくなったのだった。

おそらく、今掃除をするとしたら、それだけではすまないだろう。
まず、部屋にある物を、すべて片付けなければならないからだ。
それをやるためには、まずパソコンの増設からしなくてはならない。
2ヶ月ほど前に、内蔵型のDVDレコーダーを買ったのだが、いまだ封を開けずに部屋に放置したままである。
片付けるとなったら、そういった物を然るべきところに納めることから始めなくてはならないというわけだ。
そういうことを加味すると、徹夜程度では掃除は終わらないだろう。
だから、なかなかその気になれないでいるのだ。
とは言うものの、そろそろ手を打っておかないと、あの時の二の舞になってしまうのは必至である。

ところで、こういうことを書くと、おそらく誰もが「奥さんは掃除をしないのか?」と思うのではないだろうか。
嫁ブーの名誉のために言っておくと、ちゃんと部屋の掃除はやってくれている。
ただ、機械が置いてあるところは、一切手を触れないのだ。
なぜかというと、嫁ブーは機械音痴だからである。

嫁ブーは、電器の専門店に勤めているくせに、なぜかボタンがたくさんついている機械には弱い。
その証拠に、嫁ブーがパソコンの起動やDVDの録画をやってる姿を一度も見たことがない。
そういうことは、すべてぼく任せなのだ。
ぼくの持っている機材は、専門的なものなので、そういう物よりもさらに多くのボタンが付いている。
だから、拒否反応を起こしてしまい、そこだけ手をつけないでいるというわけだ。

ちなみに、電器の専門店に勤めている嫁ブーが扱える機械にどんなものがあるかというと、洗濯機と冷蔵庫とドライヤー、それとたまに使っている美顔器くらいである。
勉強会と言っては、しょっちゅう早出しているが、いったい何を勉強しているのだろう?

ということで、掃除は嫌でもぼくがやらなくてはならないのだ。
さて、いつやる気になるだろうか?
「一週間以内にはあり得ん」と、ぼくは見ている。


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