頑張る40代!plus

2005年08月04日(木) アイツがやってきた

今日は、そこそこ忙しく、そこそこ暇な一日だった。
何が忙しかったのかというと、今日は一括納品の日で、その整理に追われていたのだ。
店内と倉庫を往ったり来たりでだったのだが、店内と倉庫の温度差が大きく、そのために酷く疲れた。
しかも、店内作業は小物商品しか出さないので、さほど力を使わないですむが、倉庫は何10キロもあるような商品を抱えなければならない。
そのため、ぼくは普段あまり汗をかかないのだが、今日は珍しく頭からポタポタと汗が流れてきた。
ところが、普段汗をかかないものだから、汗を拭くタオルなどを用意してない。
それが裏目に出た。
店内に戻ると、汗が冷えてしまって、それがまた疲れを呼んだ。

とはいえ、その作業は断続的なものなので、どうしても暇な時間が出来てしまう。
まあ、昼間はお客さんも多いので、それなりに暇を紛らわせることが出来る。
が、問題は夕方以降(6〜8時)である。
その頃には、作業はほとんど終わっている。
それに加えて、お客さんの数も極端に減るのだ。
そのため、完全に暇になってしまう。
この2時間をどう過ごすか、ということが、いつもぼくの課題になっている。

「さて、今日はどうやって過ごそうか?」
と考えていた時だった。
アイツがやってきた。



上の写真が誰かというと、これがあのタマコである。
タマコとは、昨年この日記に数多く登場した、あのバカ女である。
リンクを張るには量が多すぎるので、興味ある方は記事検索で検索してみて下さい。

さて、そのタマコはぼくを見つけると、ノシノシとやってきた。
そしていきなり、
「お父さん、香水買うからまけて下さい」と言った。
「誰がおまえのお父さんなんか?」
「しんたさん」
「おまえみたいな、でかい子はおらんわい」
「ねえ、香水まけてー」
「おまえは、香水なんかつけんでいい」
「つけないけんしー」
「香水は臭い奴がつけるんぞ」
「臭くないしー」
「じゃあ、つけんでいいやないか」
「つけるしー」
「『しーしー』うるさいのう。おまえは京都人か?」
「違うしー」
相変わらずである。

結局、タマコは香水を買って帰った。
また暇になった。
そこで、先ほど撮ったタマコの写真で遊ぶことにした。
6月に携帯を買って以来、ぼくは写真の編集というものをやったことがなかったのだが、わけのわからないまま触っていると、けっこう面白い画像が出来た。



それを見て笑っている時だった。
帰ったものと思っていたタマコが、またしてもぼくのところにやってきたのだ。
「お父さん、おなかすいたー」
「おまえ、まだおったんか。香水買ったんやけ、さっさと帰れ」
「帰らんしー。ねえ、なんかおごってー」
「隣のパン屋に行って、試食してこい」
「パンじゃ、おなかいっぱいにならんしー」
「じゃあ、香水まけてやった分で、何か買えばいいやろ」
「買わんしー」
「どうでもいいけ、早よ帰れ。忙しいんやけ」
「わかったしー」
タマコはそう言うと帰って行った。

それから1時間ほどして、ぼくが閉店の準備をしてると、後ろから「お父さん、帰るしー」という声が聞こえた。
「えっ」と思って振り向くと、そこにはタマコがいた。
何とバカ女は帰ってなかったのだ。
閉店までいたから、少なくとも2時間はいたことになる。
ぼく以上の暇人である。


 < 過去  INDEX  未来 >


しろげしんた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加