2005年07月31日(日) |
得体の知れない何者かの声 |
昨夜寝たのは、午前1時過ぎだった。 普段は2時に寝ているから、1時間早く寝たことになる。 どうしてそうなったかというと、日記はほぼ出来上がっていたのだが、眠気が差してどうもまとまらない。 そこで、とりあええず寝て、朝少し早く起きてから日記をまとめようと思ったのだ。 そう決めてから、さっそくぼくはパソコンをスタンバイ状態にし、さっさと横になった。
さて、どれくらい時間が経っただろうか。 それまで見ていた夢が、突然滝の場面に変わった。 体中に水しぶきを浴びて、大騒ぎをしている。 その感触が実にリアルである。 ぼくは、夢の中で嫁ブーに「おい、これは夢か」と聞いた。 嫁ブーは「夢じゃないよ」と言った。 「そうか、夢じゃないんか」と思いながら、水しぶきのかかった顔を触ってみると、なるほど濡れている。 そこで目が覚めた。 が、まだ水しぶきがかかってくるのだ。 「おかしいな」と思い窓を見ると、何と外は大雨で、その雨が窓から降り込んできているではないか。 ぼくはあわてて飛び起きて、窓を閉めた。 その窓はちょっとした出窓になっていて、そこに七福神なんか置いているのだが、それがびしょ濡れになっていた。
さて、窓を閉めた後、枕元の時計を見ると4時である。 「まだ早い、もう一眠りだ」と再び横になっただった。 ゴロゴロという音とともに、稲光が走った。 その時だった。 窓の外から、「ワー」とか「キャー」といった、女子供の声が聞こえてきた。 一人二人の声ではない。 結構大勢の声なのだ。 しかし、「こんな時間に、しかもこんな大雨の中に人がいるはずはない。きっと聞き違いだ」と思い、眠りに就こうとした。 その時、またしても稲光が走った。 と同時に、先ほどの「ワー」とか「キャー」が聞こえてきたのだ。 やっぱり人がいる。
そこで、再び起き出して、窓の外を見てみた。 うちはマンションの上の階なので、周りはすべて見渡せる。 ところが、窓からは人影が見えないのだ。 人が集まるコンビニや、その前にある飲み屋や、その奥にある公園にも、人はいない。 しばらくそこで見ていたが、その後は稲光がすることもなく、声も聞こえなかった。
よくこんなことがある。 先日、夜中の3時半頃に、外から男と女が喧嘩する声が聞こえてきた。 「いつおれがそんなこと言ったか‥‥」 「あんたはいつもそうやんね‥‥」 などと、大声を張り上げて、結構派手にやり合っていた。 最初は気にしてなかったのだが、えらく長い時間それが続いている。 そこで、外を見てみた。 ところが、今回と同じく誰もいなかった。 昨年だったか、やはり女子供が大騒ぎしている声が聞こえたことがある。 それが笑い声であったり、泣き声であったり、時には嘔吐する声であったりした。 しかし、同じく人はいないのだ。 いったい、彼ら(彼女ら?)は何者なんだろう?
さて、その後「変なことで時間を食ってしまったわい」と思いながら、布団に戻ったのだが、今度は眠れない。 というより、窓を閉め切ってしまったために寝苦しくなったのだ。 エアコンを入れれば何のことはないのだろうが、ぼくも嫁ブーもエアコンがだめなので、これに耐えるしかなかった。 小一時間、寝相を変えたり呼吸を整えたりして、のたうち回っていただろうか。 そのうち、朝が来てしまった。 当然寝不足である。 さらに、昼間はエアコンで体が冷え切ってしまい、腹をこわしてしまった。 きっと、得体の知れない何者かの声が障ったのだと思う。
【今日の『つま恋行き貯金缶』】 先ほど200円入れたので、合計400円になった。 つま恋行きまで、あと72,600円である。
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