頑張る40代!plus

2005年08月01日(月) 平面の記憶(前)

伯父の法事が行われたのが、1月18日だった。
ぼくの勤める店の中に猫が迷い込んできたのが、2月14日のことだった。
前歯の1本を差し歯にしたのが、3月4日だった。
福岡県西方沖地震は、3月20日のことだった。
嫁ブーがぎっくり腰になったのが、3月31日だった。
整体院に連れて行ったのが、その翌日4月1日だった。
夜、突然空が赤くなり、それから数時間後に震度4の余震があったのは、5月1日だった。
ヒロミと10数年ぶりの再会をしたのが、5月17日のことだった。
長谷観音に行ったのが、5月31日だった。
ヒロミが遊びに来たのが、6月23日だった。
フォークリフトの試験は、7月1日のことだった。
倉庫の棚の上によじ上り、そこに止まっていたトンボを捕まえたはいいが、棚から降りようとしたときに落ちてしまったのが、7月11日頃だった。
家の近くのコンビニに強盗が入ったのは、7月25日だった。
ギターを買ったのが、7月26日だった。
角島に行ったのが、7月29日のことだった。

今年に入ってから、ぼくの身の回りで起きたことを羅列してみた。
ほとんど社会性のないことばかりで、他人様にとってはどうでもいいことばかりである。

ところで、それぞれの出来事の中には、つい昨日のことのように思えることのもあれば、かなり遠い昔のことのように思われることもある。
例えば、伯父の法事があったのは地震が起きた日より2ヶ月以上も前のことなのだが、なぜか地震のほうがずっと以前に起きたような気がする。
また、ヒロミと再会したのは、ヒロミがうちに遊びに来た時よりも後のことのように思われる。
この差はいったい何なのだろう。
印象深さの度合いなのだろうか。
もし、こんな日記をつけてなかったら、きっとそういうふうに曖昧に記憶していたことだろう。

それにしても、「えっ、もう8ヶ月も経ったのか」という感じである。
毎月月末には各種伝票の締めをやっているのだが、いつもその都度そのサイクルの早さを感じている。
ひどい時などは、昨日やったばかりじゃないかという錯覚に陥ることすらある。
一日はけっこう長く感じるのに、月単位になるとどうしてこんなに時間が経つのが早く感じられるのだろう。
まあ、「50年近く生きてきたんで時間慣れしたんだ」と言われればそれまでだが、どうもそればかりではないような気がする。


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