2005年07月10日(日) |
スランプ日記『妖怪イジデカク』 |
このところ日記がスムーズに書けなくて困っている。 昨日の日記もそのために遅くなってしまい、出来上がったのは今日の朝9時だった。 それから急いでサーバーに上げ、あわてて会社に行ったのだった。 会社に行く途中、「こんなことを、あと2年と4ヶ月も続けないとならないのか」と思うと、気が重くなった。 この日記を古くから読み続けている方はご存じだと思うが、なぜあと2年と4ヶ月続けなければならないのかというと、それだけ経つと、ぼくは50歳になるからだ。
このサイトは、『頑張る40代!』というタイトルで始めたホームページだが、ある時、ある人から「何を頑張るんか?」と聞かれたことがある。 そこで、ぼくは「毎日日記を付けることだ」と答えた。 ということで、毎日日記を付けなければならなくなった。 そのために、これまで日記更新が遅れたことはあるが、2001年1月16日から今日までずっと、日付のつじつまだけは合わせている。 別に、『ある人』に毎日やると言ったものの、約束したわけではないのだから、休みたいと思った時は休んでもかまわないのだが、もし休んだりすると、毎日付けると言った手前、自分の気持ちが許さないのだ。 つまり、この日記は、意地で書いている日記なのである。
しかし、上記に書いたようなことは、前にも何回か書いたなあ。 こういうことを書く時というのは、だいたいスランプに陥った時が多い。 それは日記に限ったことではなく、仕事上でも、私生活でもスランプなのだ。 その原因はと言うと、そうは思いたくはないが、日記を付けるせいである。
いや、日記を書くことが原因なのではない。 日記を付けていると、どうしても寝不足になってしまう。 それが原因なのだ。 その寝不足が積もり積もった時に、スランプに陥るのだ。 いっそのこと日記をやめてしまおうかと思ったことも何度かある。 が、4年半も意地を張り通してきたため、意地のほうが一人歩きしてしまい、もうぼくの意思ではそれを押さえることが出来なくなっているのだ。 言い換えれば『イジデカク』という名の妖怪が、ぼくの中で発生し、そのまま寄生しているということだ。
その妖怪イジデカクが、ぼくに日記を書かせようと必死に睡眠を妨げる。 それがために病気になったり、スランプに陥ったりしても知らん顔で、いつもと同じように、ぼくに日記を書かせようとする。 もし日記を書かないで布団に入ったりすると、妖術をかけ金縛り状態にしたり、嫁ブーのいびきの音をさらに増幅させて、ぼくを眠らせまいとする。 そういう妖術に打ち勝って眠った時には、布団をはがして寝冷えさせたり、したくもないトイレに起こしたりするのだ。 そう、妖怪イジデカクというのは、実にたちの悪い妖怪なのである。 こうなったら、妖怪ポストに手紙を入れて鬼太郎を呼び、退治してもらうしかない。
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