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2005年06月06日(月) 乗り物の運転なんて大嫌いだ!2

今日と明日で、フォークリフトの講習と学科試験を受けなければならない。
朝8時半に現地に集合ということで、今日はいつもより1時間半早い7時半に家を出た。
家から講習を受ける場所までは、車で30分もかからない。
が、渋滞の時間帯と重なるため、集合時間の1時間前に家を出たというわけだ。
とにかく、もし遅刻したりすれば、受験資格を失うという規約があるものだから、確実な時間を選んだということになる。
いくら何でも、1時間もあれば時間内に着くだろう。

さて、家から1キロばかりは順調に行った。
しかし、案の定、その先から渋滞していた。
「やっぱり、早く出て正解だった」
と思ったのもつかの間、この時間帯の渋滞は半端じゃない。
まったく進まないのだ。
渋滞に巻き込まれてから10分たっても、まだ300メートルも進まない状態だった。
ここで不安がよぎった。
「この状態で、ちゃんと時間内に着くのだろうか?」
20分後、車線を変えたのがよかったのか、500メートル進んだ。
国道に出さえすれば何とかなるのだが、そこまではまだ1キロある。

8時になった。
しかし、国道まではまだ500メートルを残している。
国道に出るまでよりも、国道から現地までの距離のほうが長いのだ。
ここでぼくは観念した。
先方に遅れる旨の電話をかけたのだ。
「もしもし、今日フォークリフトの講習を受けるものですが、渋滞に巻き込まれて、車が前に進まないんです。どうしたらいいでしょうか?」
「今、どのへんですか?」
「国道に出る手前なんですけど…」
「受験番号と名前を言って下さい」
「○番、しろげしんたです」
「はい、わかりました。急がなくていいから、落ち着いて運転してきてください」

これで何とか救われた。
しかし、せっかく早起きして、家を早く出たのに、時間内に間に合わないとはシャクである。
そこで、どうかやって時間に間に合わないものかと考えてみた。
「国道を避けて、市道で行ってみるかなあ…。でも、渋滞している時は国道以外を通っても同じことだし…。都市高速に行っても時間の無駄だ。うーん、どうしよう…。‥‥。あっ、あの方法があった」
そんなことを考えているうちに、ようやく国道に出た。
時間は8時10分になっていた。

国道に入ってから、さっそくぼくは『あの方法』を実行した。
国道は片道3車線なのだが、その左車線は9時までバスレーンになっている。
そこを通ったのである。
早い早い。
途中、信号待ちはあったものの、普段の半分の時間でそこを通り過ぎたのだった。


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