2005年06月04日(土) |
携帯がおかしい(後) |
翌朝、会社に着いてから、ぼくはさっそくドコモショップに連絡を取った。 まず携帯でかけてみたのだが、前日と同じ状況だった。 「(バリバリ)はい、ドコモショップ○○店です」 「もしもし」 「(バリバリ)もしもし」 「もしもし」 「(バリバリ)もしもーし」 「聞こえますか?」 「(バリバリ)もしもし」 「聞こえませんか?」 「(バリバリ)ガチャッ。ツーツー」 「‥‥」
「こりゃだめだ」 修理価格を聞く前に買い換えを決心し、改めて会社の電話から電話をかけ、買換価格を聞いた。 「3日の日に新機種が出るんですが、その価格でいいですか?」 「いくらですか?」 「まだはっきりしていないんですが、3万円は超えると思います」 「3万…」 いかにカード払いとはいえ、3万円は痛い。 7月に住宅ローン、8月に車検があるので、ボーナスは遣えない。 かといって、いつもギリギリでやっている月給で賄えるはずがない。 『やっぱり修理にするか』と思っていると、ドコモの人が「ポイントは貯まってませんか?」と言った。
ポイント、そうかその手があった。 さっそくポイントを調べてみると、2万点近く貯まっている。 ドコモの人にそのことを伝えると、「ああ、それなら1万円台で買えますねえ」と言った。 ということで、その翌々日、つまり昨日新しい携帯を買いに行った。
さて、その時知ったのだが、ドコモカードで月の携帯使用料を払うことにより、ポイントが倍増されるらしい。 さらに、そのカードを買い物に使っても、ポイントが加算されるという。 ぼくは、ガソリンからタバコまで、カードが使えるところでは、ほとんどカードを利用している。 なぜカードを利用しているかというと、ポイントを貯めるためだ。 そのポイントを貯めると、プロバイダ代が浮くのである。 現在主に使っているカードが出た頃のプロバイダ代は、けっこう高かった。 そのため、かなり得した気分になっていたものだ。 ところが、最近はプロバイダ代が安くなってしまったために、それほどメリットを感じなくなってきた。
携帯電話に関しては逆である。 昔はただでもらったり、何千円単位で買えていたものが、今では1万円出しても買えなくなっている。 それを再び無料でもらえるようになるとしたら…。 当然ぼくは、そちらのほうにメリットを感じる。
メリットを感じなくなったものをいつまでも使い続けるより、メリットを感じるものに替えたほうがいいに決まっている。 ということで、ぼくはこのカードに入ることにした。 これで、もし1年後に今回買った携帯が壊れても、悩まずにすむだろう。 さっさとポイントをはたいて、最新機種に替えればいいのだ。 これまでのカード利用額からすると、最新機種に替えてもお釣りがくる計算になる。 来年が楽しみである。
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