今日から仕事だった。 朝、会社に行くと、ある人と新年の挨拶を交わした。 その時の会話である。
ある人「おめでとうございます」 しんた「おめでとうございます」 ある人「今年もよろしくお願いします」 しんた「こちらこそ、よろしくお願いします」 ある人「しかし、雪がすごかったね」 しんた「ああ、雪ね。朝起きたらあたりの屋根の上が真っ白やった」 ある人「そうやろ。うちの周りは一面銀世界やったよ」 しんた「へえ」 ある人「休みでよかったよね」 しんた「えっ、あの日休みやったと?」 ある人「そうよ。あんたも休みやったやろ」 しんた「いや、おれは仕事やったよ」 ある人「えっ、休まんかったと?」 しんた「休めんかったんよ」 ある人「売り出しの準備とかで?」 しんた「まあ、それもあったけど、あの状況で休めるわけないやん」 ある人「ふーん。大変やったね、あの雪の中」 しんた「いや、そうでもなかったよ。道路は混雑してなかったし」 ある人「そうよね。どこも休みやけ」 しんた「うん」 ある人「あの雪のせいで、初詣に行く人は少なかったみたいよ」 しんた「えっ、初詣?」 ある人「うん、初詣」 しんた「何で、あの日に初詣行くと?」 ある人「何でって、元日だから」 しんた「えっ?元日は雪降ってないよ」 ある人「降ったやないね」 しんた「降ったのは大晦日やろ」 ある人「いや、元日やったよ」
何か変だと思っていた。 相手は、元日の話をしていたのだ。 ぼくは雪が降ったというので、てっきり大晦日のことを言っているのだと思っていた。 それで、話に微妙な食い違いが起きたのだ。
こちらで雪が降ったのは、大晦日のことである。 その前日から雪が降り出し、大晦日の朝には当たりの屋根が真っ白になっていたのだ。 そのせいで九州道や都市高速はストップしていた。 幸い、その日は大半の企業が休みだったので、通勤に支障が出ることはなかったが、もしそれが普通の日だったら、大パニックになっていただろう。 明けて元日は、曇ってはいたものの雪なんかどこにも降ってなかった。 若干道が濡れているように見えたが、それは時折降る雨のせいだった。 昼からぼくは近くの神社に初詣に行ったのだが、その時、どこにも降雪の跡はなかった。
一方、会社のある地域は、若干事情が違っていた。 大晦日、ぼくの住んでいる市の西側で若干積雪があったので、会社のある地域はきっと大変なことになっていると思っていた。 なぜなら、そこは盆地になっているからである。 しかし会社に来てみると、まったく雪の降った気配はなかった。 ところが、明けて元日は、逆にそちらのほうで大雪が降ったらしい。 それも話だけ聞くと、どうもその前日にぼくの住むところで降った雪とはスケールが違うようなのだ。
後でわかったことだが、元日は市の東半分にかなりの積雪があったそうだ。 そのため交通機関はストップしていたとのことだった。 北九州市は確かに広いが、市の西と東を二日に分けて雪が降るようなことは、今まで一度もなかったと思う。 これも異常気象の影響なのだろうか?
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