ぼくたちの世代以上の方は、この時期に天皇誕生日といわれても、ピンとこないのではないだろうか。 歳時記としての天皇誕生日と言えば、ぼくたちの中では、やはり4月29日なのである。 今、その日は「みどりの日」という祝日になっているが、何気ない会話の中で、4月29日をつい「天皇誕生日」と言ってしまのも、その現れだろう。
それはともかく、平成時代の天皇誕生日である12月23日だが、実は先の大戦で敗れた際に行われた極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判で絞首刑判決を受けた東条元首相以下7人の、刑の執行がされた日なのである。 なぜこの日を選んだのかというと、この日が次の天皇(つまり今上天皇)の誕生日だったからである。 いわゆるA級戦犯を、永久戦犯にするために、マッカーサーが企んだことなのだ。 つまり、7人のことを末代まで忘れさせないようにすることで、日本人に贖罪意識を植え付け、永久に日本人が立ち直れないようにしようとしたのである。
まあ、その当時からアメリカの嘘を見破っていた人が少なからずいたおかげで、そこまで深刻な事態に陥らずにすんだわけであるが、中にはその嘘を見破ることが出来ないで、アメリカの思惑通りに贖罪意識を背負い込んだ、おめでたい人たちもいた。 そういう人たちが、教育者なんかになったりしたもんだから、若干ではあるが、この国におかしな人が出現するようになった。 「日の丸反対!」 「君が代反対!」 「靖国反対!」 そう、地球市民さんたちである。 彼らは、文字通り地球市の市民で、日本を侵略するためにやってきたのだ。 しかし、なかなか世論が自分たちになびいてくれないために、こんな発言をするようになったのだ。 ところで、その地球市というのは、どこの国に属しているのだろうか? で、その首都はどこにあるのだろうか?
こういうおかしな人たちの出現に、墓の中のフランクリン・ルーズベルトやコーデル・ハルは、さぞ喜んでいることだろう。 なぜなら、地球市民たちは、彼らの思惑通りに動いているからだ。 しかし、地球市民たちはそのことに気づいてない。 すべては自由意思だと思っている。 そしてそのことを、常に口にし、自分たちの正当性を訴える。 どこぞやの宗教団体と、何ら変わりがないのだ。
なぜそういうことになるのかというと、彼らが歴史認識を持ち合わせていないからだ。 彼らの頭の中にある歴史は、南京大虐殺や従軍慰安婦や東京裁判といった断片的なものしかないのだ。 なぜそういうことになったかという流れがわからないから、闇雲に日本人であることを恥じるようになり、その素性を隠すために、地球市民を名乗りだした。 そして、その言葉面の良さだけに賛同したバカどもが、次々と地球市民を名乗るにいたったわけだ。 まさに「地球防衛軍」的なノリなのである。
とはいえ、12月23日がそういう意味のある日だと知っている人が少なくなったことと、東京裁判自体に疑問を抱く人が多くなったおかげで、この国も、ようやくその呪縛から解放されつつあるようだ。 が、中には先の地球市民のように、いまだに洗脳の解けない人もいる。 彼らは相変わらず贖罪意識の固まりで、昨今の中国や北朝鮮の悪事でさえ、日本のせいだと思っているのだ。 いいかげんに、目を覚ましてほしいものだ。
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