| 2004年11月11日(木) |
中国は相変わらず孫呉の国である |
孫子の『用間篇』に、 「間を用いる方法は五通りある。 因間、内間、反間、死間、生間である。 その五通りを巧みに併用して、それをさとらせない。 まさに神業であり、これをうまく用いる人は国の宝である。 因間とは、敵国の民衆を利用すること。 内間とは、敵国の政治家や役人を利用すること。 反間とは、敵の間者を利用すること。 死間とは、偽の情報を間者を使って敵国に流すこと。 生間とは、間者を敵国に潜伏させ、敵国の情報を報告させること」 というくだりがある。
ここでいう「間」とはスパイのことであるが、これを見ると、中国という国は昔も今も変ってないことがよくわかる。 敵国である日本に「我々は過去に日本から、こういう酷いことをされた」と、あることないこと訴える。 その上で「日中友好」を口にする。 すると、それに呼応する馬鹿な日本人がでてくる。 彼らは「日本という国は、実にけしからん国だ。中国がかわいそうじゃないか」といって、非日本人的な言動に走る。 「憲法改正反対!」「自衛隊反対!」「靖国参拝反対!」「日中・日韓共通の歴史認識を持とう!」等々。 それをイラクにまで持ち込んでやっている馬鹿もいるありさまだ。
彼らは一般に左翼と呼ばれるが、実はそんなご大層な人たちではない。 思慮のないスパイにすぎないのだ。 まさに中国の用いる因間である。 もし「何が因間だ。それはおまえの考えすぎだ。中国はいい国だ」という人がいるとしたら、その人はすでに中国の間者として利用されているのである。 こういった中国の工作が功を奏したせいか、中国の軍艦が尖閣諸島に出没しても、韓国が竹島に要塞を築いても、北朝鮮がこちらに向けてミサイル実験をやっても、手を出せない国になってしまった。
今回の潜水艦騒ぎだってそうだ。 相手が領海を侵犯して3時間たってからようやく海自の出動である。 スウェーデンはソ連の潜水艦を発見した時、すぐさま攻撃を仕掛けたというが、それが普通の国の普通の自衛行為なのだ。 しかも、中国の潜水艦とわかっていながら、政府は中国にすぐさま抗議できないときている。 そういう普通の国の対応すら出来ない国に、日本は成り果ててしまっているのだ。 中国の罠にはまっている証拠である。 今回のことで、中国政府は充分に効果測定が出来たことだろう。
しかし、中国は孫子の応用をやっているわけだから、政府はそれを逆手にとっていけばいいと思う。 我が国は中国に対して、戦前戦後問わず、いつも直球勝負ばかりやっているような気がする。 だから、かわされるのだ。 こちらも孫子を研究することで、変化球も投げられるようになるのではないか。 またそれは、日本人間者たちへの覚醒にもつながるのではないだろうか。 そうすることで、自ずと中国の日本への対応も変ってくるだろうし、そこから本当の日中友好が始まるかもしれない。 ま、日中友好とは言っても、あまり日本にはプラスにならないような気もするが。
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