とにかく最近は、すぐに時間が経ってしまう。 今日も晩飯が終わってからパソコンの前に座り、ブログのデザインを変えたりしていたのだが、2時間経っても日記の方はまったく手つかずで、気がつけばもう翌日になってしまっていた。 今0時36分だが、これから日記を書く。
さて、ぼくがパソコンに向かっている時に嫁さんは何をしているのかというと、全然パソコンに興味のない人だから、もちろんぼくの部屋にいるわけではない。 だいたい居間で寝ころんで、テレビを見ている。
ここ数週間、嫁さんはBSでやっている『美しき日々』を見ていた。 ぼくが「また韓国のドラマ見よるんか?」と聞くと、嫁さんは「うん。これ面白いんよ」と言う。 「そんなドラマばかり見ていたら、キムチ臭くなってくるぞ」 「だって、『イ・ビョンホン』カッコいいんやもん」 「『ペ』よりもか?」 「わたし、ヨン様好きじゃないもん」 好きじゃないなら、『ヨン様』などと呼ばないでほしいものだ。 何度も言うようだが、『ペ』で充分である。
「前に中尾彬が言っていたけど、韓国のドラマは日本の30年前のドラマと同じらしいぞ」 「そうやろね。だってこれ、ヒロインが白血病なんよ」 「えっ? ということは、山口百恵の『赤い衝撃』と同じやないか」 「うん」 「だから、その頃青春やったおばさまに受けるんやのう。おばさまに」 「うるさいねえ」 「そういえば、ニュースで『韓国では日本のドラマの視聴率が悪い』とか言ってたけど、30年前のドラマが普通やけ、きっと30年先のドラマがわからんのやろうのう。それ考えると、日本のトレンディドラマを理解するために、韓国はあと20年の年月がいるということか」 「そうやろうね」
嫁さんによると、『美しき日々』は今日で終わったらしい。 ということは、明日からは韓国ドラマを見なくてすむわけだ。 これで録りだめしていたビデオが見られる。 この間スカパー!でやっていた『ゲロッパ』、先月の『朝まで生テレビ』、昨日の『ウォーターボーイ2』…。 ところが、である。 「これで、ようやく普通の生活に戻れる」と思っていると、嫁さんが「ねえ、しんちゃん。明日からまた新しいドラマが始まるっちゃね」と言った。 「ええっー!? また韓国かっ?」 「うん」
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