| 2004年06月28日(月) |
最近、金縛りに遭ってない |
ここ2週間ばかり金縛りに遭ってない。 少し前まで毎日のように金縛りに遭っていたのが嘘のようである。 しかも、その金縛りに遭っていた時によく聞こえていた、「バシッ!」というラップ音も聞こえなくなった。
ぼくは以前、この「金縛り」を疲労や寝不足からくるものだと思っていた。 確かに、疲れていた時や夜更かしした時に、金縛りに遭うことは多かった。 しかし、ここに来て「その認識は間違っていたのではないのか」と思うようになった。 その理由は、充分に休養をとっても金縛りに遭っているし、早く寝ても襲ってくることがあったからだ。 それに金縛りが疲れや夜更かしに関係あるのなら、ラップ音もそういうことと関係あるのだろうか? ラップ音は幻聴とは違ったものである。 疲れているから、夜更かししたからと言って聞こえるものではない。 気力の充実した朝にも聞こえることもあるのだ。 ということで、今またぼくは、金縛りを霊現象だと思うようになった。
では、この2週間ばかり金縛りに遭ってないのは、何か特別なことをやっているからかといえば、そうではない。 2週間ばかり、詳しくいえば6月15日からである。 その前の数日間は、続けて金縛りに遭っていたのだが、その日を境にいくら寝不足であっても金縛りに遭わないのだ。 その日何があったのか。 今月16日の日記を読んでもらったらわかるが、15日にぼくは宗像大社に行っている。 実はこの時、二つのお札を買ったのだ。 一つは『天照大神』と書かれたお札で、もう一つは『宗像大社』と書かれたお札である。
いや、別に金縛りから逃れたくて、これらのお札を買ったのではない。 昨年だったか、嫁さんの姪からマンション用の神棚をもらっていたのだが、ずっと神様が不在だったのだ。 宗像大社に行った時、そのことを思い出して、お札を買ったわけである。 さっそく家に帰ってから神棚を取り付け、お札を奉った。 で、その夜から金縛りから解放されたのだ。
しかし、神社のお札にこういう力があるとは思ってもいなかった。 だいたい霊封じのお札というのは、梵字やお経が書かれていなければならないのだと思っていたのだが、どうもそうではないようだ。 そういえば、何年か前の年末に、母が交通事故に遭った。 その翌年の正月、一時退院した母と、宗像大社に厄払いに行った。 本殿に入った時だった。 急に母が「あれ?肩が軽くなった」と言った。 その感触はぼくにもあった。 知り合いに霊感の強い人がいるのだが、その人がかつて「宗像大社は非常に霊格が高い神社だ」と言っていたのを、その時思い出した。 おそらく、霊格の高い神社に入ったため、憑きものが取れたのだろう。
それほど霊格の高い神社のお札を寝室に奉ったため、金縛り霊が来なくなったのだろう。 そういえば、金縛りとは無関係なのだが、寝てる時に何かが寝室の入口から入ってきて、そのままぼくたちの上を通り西側の窓に抜けるようないう気配をよく感じていた。 ところが、最近はそれもなくなっている。 これもお札のおかげだと思いたい。 なぜなら、神棚を取り付けたのが西側の窓の上だからである。
さて、ぼくを金縛りに遭わせることの出来なくなった霊や、寝室を抜けていくに入ることの出来なくなった霊は、いったいどこに行ったのだろうか? 金縛りに遭ったり気配を感じたのはいつも夜中だった。 もしかしたら、行き場を失った霊は、この日記を通じて皆さんのところに行っているのかもしれない。
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