頑張る40代!plus

2004年03月06日(土) 大荒れの一日(前)

金曜日の朝、目が覚めて起きようとしたところ、どうも腰が痛い。
腰が痛いのはいつものことなのだが、なぜか昨日はそれが気になった。
そこで、布団の中で寝ころんだまま、ストレッチをやって、腰の筋を充分に伸ばした。
それを5分くらいやってから起きあがり、出かける準備をした。
金曜日ということで、いつものようにぼくは休みだったが、嫁さんが仕事だったため、朝は送っていくことになっていた。
さらにその足で、小倉のドコモショップに行かなければならなかった。

準備をすませ、出かけようとすると、今度は腹が痛くなった。
みぞおちあたりが疼くのだ。
とはいえ、そこまで気にするような痛みではない。
まあ、ぼくの場合、多少の腹痛なら、気にしないでおくと治る場合が多いので、そのまま放っておくことにした。

ということで、予定どおり、嫁さんを送って行き、その足で小倉に向けて走って行った。
当初、都市高速を使うつもりでいたのだが、時間に余裕があったので、国道を通って行くことにした。
その間30分ほどだったか。
気がつくと、あいかわらずみぞおちのあたりが疼いている。
「おかしいなあ」
しかし、それでもぼくは、気にしないでおいた。
気にしないことが、ぼくにとっての治療だからだ。

ドコモショップで用をすませ、イスから立ち上がった時だった。
みぞおちの疼きに加えて、腰も疼き出したのだ。
その痛みが連動してぼくを襲う。
腰、脇腹、みぞおち、という順番に痛みが走る。
「これはひどい。とにかく早く帰って寝ることにしよう」と、来た道を30分かけて戻って行った。

家に戻ってからぼくは、すぐに床に就いたのだが、横になっている間も、腰や腹の痛みは楽にならない。
そのため寝つくことが出来ない。
そうやって、一時間ほど経った時、ふと、あることを思い出した。
それは、前に飲みに行った時に聞いた話である。
その飲み会に参加していた人の一人が、尿管結石になり、大騒ぎしたという話だった。
彼は「最初は腰痛かと思っていたら、だんだん腹が痛くなってねえ」と言っていた。
ぼくの痛みの経緯とそっくりじゃないか。
「ということは、尿管結石か?」

病院嫌いのぼくは、いつの頃からか、ある程度の病気なら、自分で治せることが出来るようになった。
つまり、病院を拒むことで、野性的な本能が目覚めたのだ。
しかし、それは普通の腹痛や、風邪の時などに限られる。
そう、ぼくの辞書の中には、尿管結石のノウハウがないのだ。
これは困ったことになった。
これでは、医者いらずを自負出来ないではないか。
とはいえ、この忙しい時期に、もし病院などに行って入院などということになったら、目も当てられない。
とりあえず、ぼくは自分の症状の分析を始めた。


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