2004年02月18日(水) |
パソコン・コンプレックス(上) |
どうもぼくは、パソコンにコンプレックスを持っているようだ。 20年以上家電業界に携わって来たのだが、パソコンにだけは縁がなかったのか、一度も担当したことがない。 そのため、転職の際、履歴書には「パソコン以外の家電希望」というコメントを添えた。 幸い今の会社は、パソコンを取り扱ってないので、何とかうまくやっている。
縁がなかったとは言え、前の会社にいた時、一度だけ「マイコン(当時はパソコンと言わず、そう言っていた)の販売をしたくないか?」と聞かれたことがある。 その当時のぼくは、マイコンなどと言われても、どんなことが出来る機械なのかわからなかった。 そのため異動の話を断ったのだが、もしあの時引き受けていたとしたら、今頃はパソコンに対してコンプレックスなどを持たずに、逆に大きな顔をしてパソコンを従えていたことだろう。
さて、前回パソコンが不調であることをここに書いたが、実はまだまだ不調が続いているのだ。 自信がないから、思い切った対処が出来ないでいる現状である。 しかし、恐れてばかりでは、一つも前に進まないと思い、ネットなどで対処法を調べてみて、有効な方法を実践することにした。
調べていくうちに、一つだけわかったことがあった。 それは、今回の不調の原因の一つが、MBRの破損によるものだということだった。 これを復旧させるためには、回復コンソールが必要だということだ。 その回復コンソールは、XPのセットアップCD−ROMに入っているということだった。 そこで、さっそくパソコンの取扱説明書一式を引っ張り出し、セットアップ用のCD−ROMを探した。
ところが、ない。 取説を読むと、「このパソコンにはセットアップ用のCD−ROMは添付されておりません。ハードディスク内にあるセットアップ用データをCDにコピーして、CD−ROMを作成して下さい」というようなことが書いてある。 では、それはハードディスクのどこに収めてあるのかと調べてみた。 「‥‥。どこにもない」 おかしいなと思って、さらに調べてみると、どうもこの不調の原因を作ったソフトをインストールする際に消えてしまったようなのだ。
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