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2004年01月13日(火) 初詣

以前から、今日1月13日は、灯油を買いに行って、その後宗像大社に初詣に行こうと決めていた。
ところが、今日は朝から寒かった。
天気予報では、平野部でも雪が降ると言っていた。
そのため、今日は灯油は買いに行くだけにして、宗像大社行きは断念することになった。

これで、旧松の内である15日までに、宗像大社に行くチャンスはなくなってしまったのだ。
次のチャンスは、旧正月ということになる。
ということで、暦を見てみると、旧暦の元日は今月の22日となっている。
あいにく22日は休みではないが、翌23日、つまり旧暦1月2日が休みである。
「旧でも何でも、正月は正月だ」ということで、旧正月に参拝することにした。

ところが、暦をよく見てみると、その前々日の21日は、何と大寒ではないか。
ここ数年、大寒の日は例外なく寒い。
また、その翌日や翌々日には、必ずと言っていいほど雪が降っている。
もし今年も雪が降ったりしたら、再び延期ということになってしまう。

そうなると、次のチャンスは立春2月4日以降である。
立春、これも節気の始まりだから、正月と同じ扱いである。
いや、干支も立春から始まるのだし、厄年は立春から節分までとしているのだから、立春こそが本来の元日なのだろう。
これと比べると、新暦や旧暦の正月なんて、臭いだけで実がない屁みたいなものである。

そうだ、やはり初詣は立春に限る。
立春の頃は、寒いとはいえ、梅がほころび始める時期だ。
その中にほのかな温もりを感じるのは、そこに春の芽生えがあるからだろう。
それこそ「初春」の名にふさわしい。
人が作った宣伝まがいの「初春」にお参りするより、自然が醸し出す本当の意味の「初春」の時期にお参りすることのほうが、初詣にも張り合いが出てくるというものだ。
案外神様も、春を素直に喜ぶ人たちの参拝を、望んでいるのではないだろうか。


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