今日は休みだった。 昨日の背中痛のため、外に出る気がせず、家の中で録りだめしているビデオを見たり、マンガを読んだりすることにした。
10時頃だったか、「ピンポーン」という音がした。 来客である。 出てみると、下の階の人で、町内会費を集めに来たということだった。 さて困ったことになった。 ぼくはキャッシュレス生活をしているので、通常はコイン以外のお金を持っていない。 「いくらですか?」と聞くと、「1400円です」と言う。 「わかりました。後で持って行きます」 そう言って、先方に引き取ってもらった。 おそらくその人は、「1400円のお金も持ってないのか」と思ってあきれたことだろう。 いや、もしかしたら、ぼくのことを空き巣だと思ったかもしれない。
その人が帰った後、ぼくはすぐさま、家の前にある信用金庫に走った。 ところが、ここは土・日のキャッシュサービスをやっていなかった。 今どき、土日にキャッシュサービスをやってない金融機関なんて、ここくらいじゃないだろうか。 しかたなく、少し先のコンビニに走った。 こういう時、近くにコンビニがあると便利である。 そこでお金を下ろし、先ほどの人の家に持って行った。
さて、背中の状態だが、何とか腕は上がるようになり、首も回るようになった。 が、コンビニまで走るという過激な運動をしたため、不安になってきた。 そこで、家に戻ってから、風呂に入ることにした。 マンガを読みながら、ぬるま湯の中に2時間ばかり入っていた。 それが功を奏したのか、上がる頃には背中の調子も良くなっていた。
ところが、それで安心してしまい、体を冷やしたのがいけなかった。 再び背中に違和感を感じたのだ。 ということで、またもや風呂に入ることにした。 今度は2時間半だった。 風呂から上がると、また背中の状態は良くなっていた。 バスタオルで体を拭きあげた後、体を冷やさないようにと、充分に厚着をし、そのまま布団に直行した。 そして眠ってしまった。
目が覚めたのは夕方で、もはや辺りは暗くなっていた。 現在、背中の調子がどうなのかというと、まあ昨日よりはいいが、いまだはっきりしない状態である。 しかし、明日は3日目となるので、これまでの例からすれば、そろそろ完治する頃である。 用心のため、夜更かししないで、早く寝ようと思っている。
|