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2003年12月16日(火) タバコについて

1.
ぼくの喫煙が慢性化したのは19歳だったから、もうタバコとは27年の付き合いになる。
その間、何度も禁煙を勧められたが、タバコを止めようとは思わなかった。
その理由は、別にタバコが健康を害しているとは思っていないし、タバコを止めた時の害のほうが大きいと考えるからである。
今後も、タバコを止めようなどとは、まったく思わないだろう。

2.
ぼくの祖父は、小学生の頃から80歳を過ぎるまでタバコを吸っていた。
その間、病気らしい病気はしたことがなかった。
おそらく、タバコが一つの栄養源になっていたのだと思う。
その証拠に、タバコをやめたとたんに死んでしまっている。

3.
10月に同窓会をやったことを書いたが、その時集まったメンバーは、みな愛煙家だった。
その席上で誰かが言った。
「タバコは健康に悪くない」
メンバーはみな、その意見に同調した。

4.
最近、車を運転してる時に、窓から火のついたタバコを投げ捨てる人をよく見かける。
これは同じ喫煙者として許し難い行為である。
第一、危険きわまりない。
もしガソリンでも漏れていたらどうなるのか。
その人は、そういうことを考えたことがあるのだろうか。
こういうことをやっているから、喫煙者のマナーが問われ、嫌煙狂の人たちから弾圧を受ける結果になるのだ。
市には「タバコのポイ捨て条例」なるものがある。
一万円の罰金なのだそうだ。
しかし、酒気帯びと違って、その条例に引っかかった人を見たことも聞いたこともない。
このへんの取り締まりもやってもらいたいものである。

5.
ぼくは、タバコを吸うなら、それなりのマナーを守らなければならないと思っている。
例えば、吸ってはいけない場所で吸わないとか、ポイ捨てはしないとか、つまり人に迷惑のかかる行為はしないということだ。
それを守れない人を、ぼくは愛煙家とは認めない。
喫煙による犯罪者である。

6.
電車内・テレビのタバコ広告が禁止になるそうだ。
またしても、嫌煙狂の弾圧である。
今日テレビでやっていた『俺たちの旅』の中で、中村雅俊がタバコを吸うシーンがあったが、そういうシーンもいずれ禁止になっていくのだろう。
昔のドラマや映画が言葉狩りの被害にあって、その対象となるセリフがカットされているのをよく見るが、喫煙シーンがあるドラマなども、その部分だけカットされるようになるのだろうか。


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