【車検】 一昨日、車を車検に出した。 今回が3回目だから、今の車にもう7年乗っていることになる。 走行距離はとうに10万キロを超えている。 そろそろ買い直す時期なのだが、先立つものがない。 というより、今は車にぜんぜん興味がわかない。 それよりも、いいギターが欲しいと思っている。
さて、今回の車検だが、バッテリーがかなり劣化していたとのことで、このままだと秋まで持たなかったとのことだ。 他にも悪いところがあったのだが、なんといっても一番驚いたのは、後ろのタイヤがパンクしていたと聞いた時だった。 かなり前に釘を踏んでいたらしく、そこから徐々に空気が漏れていたというのだ。 いつ踏んだのかは定かではないが、もし8月頭に踏んでいたとすれば、ぼくはパンクしたまま、都市高速を走ったり、大分に行ったりしていたのだ。
そういえば、以前もそういうことがあった。 それは数年前、仲間と宮崎に行った時のこと。 出発前に、仲間の一人から「前のタイヤの空気が減っているんじゃないか」と言われたが、別に気にせずにぼくは車を走らせた。 朝早く家を出て、目的地である都井岬に着いたのは夕方だった。 そこまで、食事休憩以外はずっと走りっぱなしだった。 翌日、1時間ほど走った頃から、車がガタガタしだした。 最初は田舎道だから、道がデコボコなのだろうと思っていた。 が、そうではなかった。 そう、パンクしていたのだ。 そこで、近くのガソリンスタンドで修理してもらったのだが、そこまで500キロ以上の道のりを、パンクしたままで走っていたということになる。 その大半が高速道路の上だったのだから、ゾッとしたものだった。
【代車】 車検の時にいつも問題になるのが、代車である。 ぼくはタイミングが悪いのか、車検や修理の時に、いい代車に当たったことがない。 最初に借りたのはボロボロなミッション車で、クラッチの利きが極端に悪かった。 次に借りたのもミッションで、今度はクラッチが故障していて、クラッチを踏まなくても、ギヤチェンジするものだった。 そこで、ディーラーに「ミッション車は怖いけ、オートマ車にしてくれ」と頼んでみた。 すると、持ってきた車はスポーツカータイプの車で、座席が極端に低い位置についているものだった。 ぼくの車はワゴン車なので、座席はけっこう高い位置についているので、家にあるようなイスに座る感覚で乗ることが出来る。 ところが、代車は穴の中に潜るようにして乗り、穴から這い出すようにして降りなければならなかった。 そのため代車を借りた端は、降りる時にこけた。 その後も何度かこけそうになった。
今回もオートマ車だったが、いつもと同様ひどい代車に当たった。 とにかくスピードが出ない。 登り道では、40キロ出すのがやっとだった。 しかもエンジンのかかりが悪い。 今朝、出がけにエンジンをかけた時のこと。 エンジンがかかったと思ってブレーキから足を離すと、「ポロポロポロ…」という音とともに止まってしまった。 再び挑戦したのだが、結果は同じだった。 これを繰り返すこと5分、やっとの思いでエンジンはかかった。 ところが、ギヤの接触が悪い。 ドライブに入れているのに、前に進まない。 パーキングに戻し、もう一度ドライブに入れ直した。 しかし、前には進まない。 もしかしたらと思い、少し2nd側にギヤをずらしてみた。 すると、前に出た。 運転中も、いつエンストするかとヒヤヒヤしながら運転していた。 おかげで、今日は遅刻だった。
車検が終わり、車が戻ってきたのは夕方だった。 2日間お目にかからなかっただけなのだが、妙に懐かしさを感じる。 これも代車のせいなのだろうか。
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