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2003年08月20日(水) 皿倉山の夜景

昨日、銭湯から帰ったのは午後6時頃だった。
実は、昨日は予定していたことがあった。
それは、家族と皿倉山に夜景を見に行くことだった。
先日、会社で皿倉山のケーブルカーとリフトの割引券をもらっていたのだ。
有効期限は8月24日までである。
次の休みは22日だから、まだ日にちに余裕はあったのだが、その日は金曜日でが多いことが予想されたため、19日に晴れたら絶対に行こうと思っていた。
この日なら、ケーブルカーにゆったりと座って山頂まで行ける。

家を出たのは7時を過ぎていた。
家から見える夕日が沈むのを確認してから出かけた。
途中寄り道したため、麓のケーブル駅には7時40分頃着いた。
平日なので駐車場も空いているだろうと思っていたが、甘かった。
駅前の駐車場はすでに満車で、その一段下にある駐車場に停めなければならなかった。
ぼくが駐車場に入れている間にも、何台かの車が入ってきた。
駅前の駐車場と、この駐車場に停まっている車を合わせると、結構な人数になる。
これでは、ゆったりと座って行けそうにもないではないか。

極めつけは、バスだった。
近にある八幡Rホテルのバスで、泊まり客から希望者を募り、皿倉山に連れてきたらしい。
バスの扉が開くと、次から次へと客が降りてきた。
いったい何人の人が、112人乗りのケーブルカーに乗って行くのだろうかと思うと、だんだん不安になってきた。

駅に入ったのは、ちょうどケーブルカーが出発した後だった。
次の出発まで、20分待たなくてはならない。
すでに多くの人が並んでいる。
ぼくたちは、何とか次のケーブルカーに乗れる範囲に並べた。

20分後、出発である。
これだけ人が多いと、座ることも出来ない。
とはいえ、2年前に替えたばかりの新しいケーブルカーは、実に快適だった。
しかも速い。
標高600メートル以上ある山頂駅まで、何と5分で着いてしまう。
以前のケーブルカーだと、こうも速くなかった。

山頂駅に近づいた時、「ウォー」という歓声が聞こえた。
黒崎方面の夜景が見えたのである。

山頂駅から展望台まではリフトで向かう。
足元に広がる、宝石を散りばめたような夜景は、何ものにも喩えることの出来ないような素晴らしいものだった。

さて、山頂に着いた。
ぼくは用意してきたデジカメを取り出し、夜景を写してみた。
ところが、所々に光の点があるだけで、何を写しているのかわからない。
何度かやってみたが、まったくだめである。
当然の事ながら、携帯電話についているカメラなんか話にならない。
ということで、その夜景を日記に載せるのは断念した。

とはいえ、ぼくの文章力では、この美しさや感動を充分に伝えることが出来ない。
そういうわけで、家に帰ってから、この感動を伝えるサイトはないものかと探してみた。
ありましたよ。
これです。
これがぼくの見た風景です。
皿倉山の夜景 ( 『 瀬戸の夜景 』より )
携帯の方は、こちらの皿倉山のところをご覧下さい。
(この画面に映っている洞海湾の左端のほうに、ぼくの家があります)

市はこの夜景を『100億ドルの夜景』と名付けている。
30日は『夜景フェスタin皿倉山』というのが開催される。
その日は仕事なので行けないが、夜景の協力だけはしようと思っている。


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