| 2003年07月03日(木) |
しんたのブランド その4 |
【ZiPPOのライター】 先日ちょっと触れたが、ぼくはZiPPOのライターを3つ持っている。 それらすべて自分で買ったものではなく、海外のお土産とか贈り物のお返しとかでもらったものである。 海外物のZiPPOは、アーミーショップに売っているような渋いZiPPOではなく、例えばハワイのお土産はハイビスカスやマウイ島の画を描いたもの、グアムのお土産は椰子の木が刻印されたもの、といった具合である。 また、お返しでもらったものは、派手な画などは入ってないものの、何か英語が書いていて、いかにも贈答品といった品のいい物に仕上がっている。 やはりZiPPOを持つなら、金か銀無地のオーソドックスなものがいい。
さて、先日も言ったように、ぼくはこれらのライターを一度も使ったことがない。 オイルを入れるのが面倒だし、ポケットに入れるとかさばってしまう、などということは書いたが、実はもう一つの理由があるのだ。 それは、火を点けた時の、あのオイルの臭いである。 ぼくは昔から、あの臭いが嫌いなのだ。 吐き気さえもよおしてくる。
ということで、この3つのZiPPOライターは、長い間机の中に眠ったままである。
【ホープライト】 今年の7月1日、つまりタバコ値上げの日、ぼくはおよそ10年ぶりにタバコを変えた。 それまで吸っていたマイルドセブン・スーパーライトBOXをやめ、ホープライトを吸うことにした。
ぼくがタバコを吸い始めてから、最初に定番にしたのがマイルドセブンだった。 以降、2代目はマイルドセブン・ライト、3代目がマイルドセブン・スーパーライト、4代目マイルドセブン・スーパーライトBOXに次いで5代目のタバコになる。
それまでマイルドセブン系だったのに、どうしてホープに変えたのかというと、先日『ショートホープ・ブルース』のことをこの日記に書いたのだが、その後で急にショートホープが吸いたくなった。 そこでぼくは、翌日ショートホープを購入した。 封を開け吸ってみると、これが美味しいのである。 ほとんど無味に近いスーパーライトBOXと比べると、雲泥の差がある。 「タバコとは、こんなにも美味しいものだったのか」と実感させられたものだ。
あまりの美味しさに、これからホープに変えようとまで思った。 ところが、ニコチンやタールの量を見ると、それまで吸っていたスーパーライトBOXの約3倍もある。 ぼくがこれまでマイルドセブン系にこだわったのは、若い頃憧れたセブンスターの味を継承し、しかも軽いという理由からである。 健康のため、軽ければ軽いほどよかったのだ。 だから、徐々にニコチンやタールの量の低いタバコに変えていった。 それを、美味しいからという理由だけで変えるべきかどうか悩んだ。
その時、ふと頭に浮かんだことがある。 「そういえば、ホープライトというのがあったなあ。あれなら軽いかもしれん」 そこでさっそく、コンビニに買いに行った。 ニコチンやタールの量を見ると、ホープの3分の2、つまりスーパーライトBOXの2倍である。 この量は、マイルドセブンより少ないのだ。 ということは、ぼくのタバコの歴史から見ると許容範囲ということになる。
さて、味のほうであるが、これも及第点だった。 ホープと比べると、若干甘みがあるが、味そのものはさほど変らない。 さらに、10本入りということで、ポケットに入れてもかさばらないというおまけまで付いている。
そういうわけで、7月1日からホープライトを吸うことに決めた。 それを記念して『ホープライト・ブルース』でも作るかなあ。
【その他】 ・・・・ もう、ない。
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