頑張る40代!plus

2003年05月19日(月) しんた症候群

トイレの個室が和式だった時、用を足した後で立ち上がる際に、つい配管をつかんでいたという経験はないだろうか?
ぼくの場合、ここ1年ばかり、ほとんど毎日その経験をしている。
配管をつかまなくても立ち上がることは出来るのだが、目の前に配管があると、ついつかんでしまう。
立ち上がる時、股関節に若干の痛みを感じるのは、歳のせいだからだろうか。

ぼくはいつも長時間パソコンの前に座っているのだが、たまに立ち上がって、トイレに行ったり冷蔵庫にジュースをあさりに行ったりしている。
そういう時、なぜか腰がすぐにまっすぐにならず、年寄りのように曲がっていることはないだろうか?
ま、30秒待たずに腰はまっすぐなるのだが、そこまで伸ばすのには、けっこう労力を使うものである。
こういうのは歳とは関係ない、と思う。

朝起きた時は何ともないのだが、顔を洗っている時に突然首が回らなくなったとこはないだろうか?
「おかしいなあ」とストレッチやラジオ体操などをやっていくうちに、だんだん痛みが激しくなっていく。
車を走らせている時はそうないのだが、駐車場に入れる時、後ろを振り向くことが出来ないため、かなり時間がかかってしまう。
もちろんその日一日は憂鬱で、仕事も満足に出来ない。
風呂に入ると幾分痛みも和らぐのだが、体が冷えてくるとまた痛みは復活する。
元の状態に戻るのは、少なくとも3日、長引く場合は1週間を要してしまう。
「昔はそんなことはなかったのに」と思いながらも、それを歳のせいと認めたがらない自分がいる。

別に歩いたり走ったりした覚えはないのに、気がつくとすねの筋が張っていたということはないだろうか?
痛みより何より、その原因を懸命に考えている。
「昨日歩いた覚えはないし、一昨日も歩いてない。いったいいつ歩いたんだろう?」
などと考えていくうちに、「そういえば1週間ほど前に本屋まで歩いて行ったよなあ。まさか、あの疲れが今頃出てきたってことか? いや、そんなことはない!」と否定しながらも、「歳かなあ…」とつい弱音を吐いてしまう。
「いや、そうではない。そういう弱音を吐くことが歳なのだ。若い時だってこんなことあったわい」と自分を慰めている。


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