2002年09月07日(土) |
久しぶりにレコード屋に行った |
ベスト20をやっていたために、本来の日記の書き方を忘れてしまったようだ。 どうも手が進まん。 とりあえず、この1週間を振り返ってみると・・・ うーん、別に大したことのない1週間だった。
そういえば、何年かぶりにレコード屋に行った。 ここ数年、1年に2,3枚ほどしかCDを買っていないのだが、最近はすべて本屋で買っている。 近くて便利だからだ。 駅前の商店街に行けばレコード屋はいくらでもあるのだが、車を使うため、どうしても駐車場に苦労する。 郊外の本屋のように無料で駐車できないのだ。 いちおう県内でも名だたる商店街だから、駐車料金も馬鹿にならない。 そこでぼくは、繁華街から少し離れた「コイン駐車場」を利用している。 ここだと、30分100円ですむのだ。 しかし安いところは、みんなが狙っているので、いつも空きがあるわけではない。 また、レコード屋などは所詮個人店だから、百貨店や量販店のように「2千円以上のお買い物で1時間駐車無料」となっているわけでもない。 仮になっていたとしても、どの駐車場がそれを利用できる駐車場なのかがはっきりしてない。 うろうろしているうちに、まったく関係のない駐車場に入っていた、というのはよくあることだ。 こういう不便さが、商店街離れの一因になっているのだろう。
ま、そんなことはさておき、ぼくは久しぶりに行ったレコード屋の在庫の量に圧倒された。 普段見慣れている本屋のCD在庫量の、軽く10倍はある。 この中からお目当てのCDを探すのかと思うと、いささかうんざりもしたが、こういうところだからこそあるお宝というのもある。 それに期待して、ぼくはCD探しを始めた。 いやー、新譜・旧譜から輸入盤・海賊盤まで実によく揃っている。 「これは期待できる」と思ってお目当てのアーティストのところを覗いてみると、肝心のCDが置いてない。 その日は3枚買おうと思っていたのだが、それらすべてがなかった。
次のレコード屋に行った。 しかし、そこにも肝心のCDはなかった。 何店かレコード屋を回ったのだが、お目当てのCDは見つからなかった。 なければしかたがないので、CDを買うのは諦め、「本でも買おう」と本屋に入った。 ところがである。 あれだけレコード屋を探してもなかったCDが、その本屋に3枚ともあったのだ。 皮肉なことである。 しかも、その3枚のCDをレジに持って行くと、そのレジの前には、前からちょっと気になっていた歌手のCDが山積みされていた。 ついでにというので、ぼくはそのCDも買うことにした。 このCDは先のレコード屋にもあったのかもしれない。 しかし、そのCDは目立ったところには展示してなかったのだ。
さて、その日買ったCDは、洋楽ベスト20に関連したものが主で、「カーペンターズ(ベスト盤を一枚持っていたのだが、どこに行ったかわからなくなったので、新たなベスト盤を買い求めた)」、「レオン・ラッセル(前々からほしいと思っていた一枚である)」、「ミッシェル・ポルナレフ(探してみるものである。出ていた)」だった。 それと最後に選んだレジ前のCDが、「元ちとせ」だった。 この人の歌い方は独特ですねえ。 無理に変わった歌い方をするその辺の歌手に比べると、民謡で長い間鍛え上げた節回しだから、全然嫌味を感じない。 何曲かいい歌も入っていたし、これは実にいい買い物だったと思っている。
ところで先のレコード屋である。 いかに在庫量を誇ろうとも、変にマニア物ばかり集めていると、一般のお客の足は遠のいてしまう。 若い経営者がやっているらしいが、その辺の呼吸がまだわからないのではないのだろうか。 10人の人がいて、その中の何人がマニアなのか考えたらわかりそうなものである。 まあ、ぼくも店作りにはいろいろ苦労させられている人間だから、あまりえらそうなことは言えないが。
|