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2002年09月01日(日) しろげしんたが選ぶ洋楽ベスト20(11位〜8位)

今日から11位以上を書くのだが、順位付けにかなり悩んでいる。
どの曲がどの順位でもおかしくないのである。
今日この順位でも、明日は変わっているかもしれない。
1位の曲がそうである。
最初1位に選んでいた歌が、今日は2位になっているのだ。
もしかしたら、1位を発表する時、全然違う歌になっているのかもしれない。
投票でなく、主観で選んでいるわけだから、それもしかたないか。

第11位
『マイ・スウィート・ロード』ジョージ・ハリスン
昨年亡くなったジョージ・ハリスンの名曲である。
盗作云々で騒ぎを起こしたが、そんなことはどうでもいい。
いい曲はいいのである。
この曲が流行ったのは、中学に入学した年だった。
この歌を聴いた時、そこから何か新しいことが始まるような気がしたのを覚えている。
しかし、何も始まらなかった。
ぼく一人だけが浮かれて、変人への道をたどったに過ぎなかった。

第10位
『愛の願い』ミッシェル・ポルナレフ
歌は知っているのだが、誰が歌っているのかは知らない。
歌は知っているのだが、曲名を知らない。
ぼくの場合、その典型がこの歌である。
長年、この歌を誰が歌っているのかを知らなかった。
ミッシェル・ポルナレフとわかったのは、会社の人に教えてもらったからだった。
ぼくは時々、この曲を無意識のうちに口ずさんでいることがある。
たまたま、ぼくが鼻歌で歌っていると、それを聴いた会社の人が「あ、ミッシェル・ポルナレフの歌やね」と言ったので、歌手名がわかったのだ。
また、ミッシェル・ポルナレフが歌っているとわかってからも、つい最近まで曲名を知らなかった。
『愛の願い』という曲名がわかったのは、ソニーのベガのCMでこの曲が流れていたからだ。
「何というタイトルだろう」と調べてみると、何かの本にその曲名が書いてあった。
ということで、さっそくこのCDを探してみたのだが、その時はまだこの歌はCD化されていなかったようだった。
最近はCD店に行くことも少なくなったので、その後発売されたかどうかは知らない。
ぜひコレクションに入れたい一曲である。

第9位
『すべてをあなたに』ホイットニー・ヒューストン
このベスト20では、ぼくの好みということもあって、6,70年代の曲が中心になっている。
80年代の曲は、これだけである。
それだけこの曲をぼくが気に入っている、ということだ。
十数年前、友人と山口県の萩に遊びに行ったことがある。
その時、友人のカーステレオからこの曲が流れていた。
それからこの曲を頻繁に聴くようになった。
ラジオで、レコード屋で、時には飲み屋で。
小倉のパブで聴いた時は、とくに雰囲気があっていて、とても印象的だった。
この歌を聴いた時間帯は夕刻で、夕焼けがやけきれいだったのを覚えている。
しかし、この曲を聴くと夜をイメージするのは、そのせいからなのかもしれない。

第8位
『デイ・ドリーム・ビリーバー』モンキーズ
小学5年生の時、テレビで「ザ・モンキーズ」という番組をやっていた。
その時かかっていた曲が、『モンキーズのテーマ』『素敵なバレリー』とこの『デイ・ドリーム・ビリーバー』などだった。
その時から、この曲が好きだった。
この歌は、後に日清のカップヌードルのCMで、忌野清志郎が歌っていた。
ぼくはオリジナルのモンキーズのものと、カバーの忌野清志郎のものと両方のCDを持っている。
やはりいい歌は、誰が歌ってもいいものだ。
清志郎ちゃんの歌も味があって、実にいい。
カラオケでも時々歌うのだが、それは清志郎ちゃんバージョンのほうだ。
ただ、サビのところだけは、「ジェーラーシー、ビジーニー・・・」と聞き覚えの英語で歌っている。
もしオフ会でもやることになったら、歌っちゃるわい。


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