頑張る40代!plus

2002年09月02日(月) しろげしんたが選ぶ洋楽ベスト20(7位〜5位)

さて、明日は久々に丸一日の休暇が取れる。
今日は力を入れて書くぞ!
と、気張ってはみたものの、まだベスト20の真っ最中だった。
この企画を終えなければ、次には進まない。

えーと、今日は・・・
ああ、7位からか。
ここからは、ほとんど70年代ですな。
中に一曲だけ古いのがあるけど、その曲が何位にくるのか、自分でも楽しみにしている。

第7位
『ハート・オブ・グラス』ブロンディ
ぼくの東京時代の一番の思い出の歌である。
東京にいた頃に流行った洋楽といえば、R・スチュアートの『アイム・セクシー』、ビー・ジーズの映画『サタデイ・ナイト・フィーバー』がらみの一連の曲、ビリー・ジョエルの『ストレンジャー』、ザ・ナックの『マイ・シャローナ』、ドナ・サマーの『ホット・スタッフ』、ABBAの『ギミー・ギミー・ギミー』などと、この曲があった。
この曲を初めて聴いた時には、かなりショックを受けた。
何といっても、あのリズムである。
4拍子から3拍子に変わったり、アップテンポからスローに変わったりする曲は以前にもあった。
しかし、この曲はリズムが飛ぶのである。
ぼくはしばらくの間、レコードの針が飛んだのだろうと思っていた。
意図的にやっているとわかったのは、ずいぶん後のことだった。
ぼくはドラムは専門外だが、すごい技術を要すると思う。
さて、ぼくが初めてこの歌を聴いたのは、レコードとかラジオではなく、有線放送だった。
当時ぼくは、パチンコに凝っていた。
夕方になると、毎日歌舞伎町のパチンコ屋に座っていた。
「今日は調子がいいな」などと思っていたところに、突然聴きなれない歌が聴こえてきた。
インパクトのある歌い出しに、思わずぼくは隣にいた友人に「これ、何という曲か?」と聞いた。
「ああ、これ『ハート・オブ・グラス』じゃん」
「流行っとるんか?」
「わりと流行ってるみたい」
「ふーん」
それ以来、この歌が鳴ると、玉が出るようになった。
それで好きになったのかも知れない。

第6位
『レイジー』ディープ・パープル
数あるハード・ロックの中で、これほどカッコいい曲をぼくは知らない。
同じディープ・パープルの曲でも、『ハイウェイ・スター』みたいに派手ではないし、『スモーク・オン・ザ・ウォーター』のように印象的なフレーズがあるわけでもない。
でも、ぼくにはこの曲が一番カッコよく思えるのだ。
7分22秒ある曲であるが、そのうち4分21秒をイントロが占める。
『ライブ・イン・ジャパン』ではイントロがさらに長かった。
R・ブラックモアのギターは、他の曲に比べると、全然いやみがなく、ごく自然にロックをやっている。
イントロだけでも充分に聞かせる曲である。
しかし、あの『青い影』のように、イントロだけで持っている曲ではない。
歌も充分に意味を持っている。
間奏のハーモニカも、実に効果的である。
余談だが、ぼくはこの曲を携帯電話の着信音にしていたことがある。
食堂で昼食をとっている時、突然ぼくの携帯電話から『レイジー』が鳴った。
たまたまそこにいた年上のパートさんが、「何、今の曲?」と聞いてきた。
「レイジーやけど、何で?」
「いや、いい曲やったけ」
さっそくぼくは、この曲をCDにコピーしてきて、そのパートさんにあげた。
その人にいたく感動されたのは言うまでもない、
わかる人にはわかる名曲である。

第5位
『素顔のままで』ビリー・ジョエル
あのイントロは、フェンダー・ローズの音だろうか。
出だしから気持ちのいい曲である。
この曲も東京時代に流行ったのだが、当時は『ストレンジャー』ばかりに耳が行って、ぜんぜんこの曲に興味を示さなかった。
この曲に目覚めたのは、こちらに帰ってきてからである。
FMで『メローサウンド』の特集をやっている時に、たまたま聴いた曲が、この曲だった。
ビリー・ジョエルが歌っていることはわかっていたが、曲名がわからなかった。
そこで、レコード屋に行って、ビリー・ジョエルのレコードを何枚か試聴し、曲名探しをやったことがある。
ちょうどLP『イノセント・マン』が発売になった頃で、ビリー・ジョエルのLPは極端に少なくなっていた。
その少ないレコードを試聴したのである。
当然、レコード屋の店員はいい顔をしなかった。
ちょっと悪い気がしたので、さんざん聴いてから『イノセント・マン』を買った。
『ストレンジャー』と『ニューヨーク52番街』も買おうかなとおもったけど、店員の目つきが嫌いだったので、一枚だけにしたのだ。
そういえば、前の会社で楽器を売っていた時に、ローランドから派遣されたアルバイトがデモ演奏をやっていた。
一度だけ、ぼくは「これ弾いてくれん」とリクエストしたことがある。
それがこの曲だった。
しかし、その時のアルバイトはクラシック専門だったため、楽譜どおりには弾けるのだが、この曲を知らなかったのか、おかしな演奏になっていった。
演奏後、ぼくは「ありがとう」とお礼を言っておいたが、その後、派遣バイトにはクラシック以外の曲をリクエストしないことにした。
この曲も携帯の着信音にしていた時期がある。
ただ、イメージしていたとおりのアレンジではなかったので、すぐに消した。今度携帯を買い換えた時に、もう一度入れてみようかなあ。


 < 過去  INDEX  未来 >


しろげしんた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加