どうやら寝冷えしたようだ。 どうも調子が悪い。 朝から何度もトイレに駆け込んでいる。 休みだからよかったものの、仕事だったら大変なことになっていた。 いつも言っているように、ぼくはエアコンがあまり好きなほうではない。 茶の間はともかく、自分の部屋はエアコンを入れていない。 そのため、夏場家にいる時は、いつもトランクス一枚である。 もちろん寝る時もそうだ。 裸のおなかの上に、タオルケットを一枚引っ掛けて寝ているにすぎない。 ところがここ数日、朝方はめっきり冷えるようになった。 寝る時間帯は相変わらず暑苦しく、夏モードで寝ているため、朝型の寒さに対応できない。 そういう理由から、寝冷えしたのだと思う。
ぼくは、40歳くらいまではあまり胃腸が丈夫なほうではなかった。 そのため、よく腹を壊していた。 汚い話だが、便の周期や硬さが一定していなかったのだ。 毎日便の状態が違う。 一時期、あまりにひどくなったので、正露丸を常用していたこともある。 その後は、「こういう体質なのだ」とあきらめていた。 ところが、どういうわけか40歳を過ぎてから、胃腸が丈夫になった。 毎日決まった時間にお通じがあるし、硬さも一定だ。 さらに、歯を磨いている時に、えづくこともなくなった。 「やった、治った」と喜んでいたら、代わりに疲れがたまるようになったり、物忘れがひどくなったりした。 やはり、人生はバランスが取れている。 全てが良好ということは決してないものである。
これを書いている途中にも、腹が「グルグル」言っている。 今回の寝冷えは、何回トイレに連れて行ってくれるのだろうか。 そういえば、下痢をした時、お尻が痛くなるのはどうしてだろう。 ぼくは痔ぎみではあるが、この痛さは痔の痛さではない。 なにか、内臓がじわじわと出てくるような、鈍く気持ち悪い痛さである。 そのため、残余感や残尿感を感じる。 何か落ち着かない。 今日、本屋に歩いて行ったのだが、歩いている時にも、お尻が何かむずむずする。 おまけに、本屋に入ると、例のごとく便意をもよおしてしまう。 「痛い」「暑い」「したい」、今日はこの三重苦であった。
さて、いよいよ気分のほうがすぐれなくなってきた。 窓は全開しているものの、風が全然ない。 そういう理由から、こういう事態に陥っても、ぼくは夏モードで過ごしている。 腹は、案の定冷えている。 「多少の暑さは我慢して、上に何か着ればいいじゃないか」、と思う方もおられるだろう。 しかし、今「暑さと痛み、どちらかを選べ」と言われれば、暑いのは我慢できないから、痛いのを選択するだろう。 それほど、風の通らない部屋は暑いのだ。
ということで、今日はこれで終わりにします。
PS: ああ、座っているだけでも痛い!
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