頑張る40代!plus

2002年06月13日(木) 目視しろ!

サイトにいろんな小細工をしていたら、もう午前2時を過ぎてるじゃないか。
「サイトに小細工」
何をやっていたかって?
それは言えません。
まあ、ぼくが楽しむためのものでございます。

さて、何を書こうか?
ああ、そういえば月曜日(10日)、会社から帰る途中のこと。
片道2車線の道の左車線をぼくは走っていた。
緩やかなカーブを曲がった途端、右車線にいた車が急に車線変更の合図を出した。
その時、若干その車の方が前にいたが、ぼくの車とはほぼ並行に走っていたのだ。
相手の車は、徐々にぼくの車に近づいてきた。
「ビーーーーーーーーーー」
ぼくはクラクションを鳴らした。
しかし、全然反応がない。
どうやら、こちらのことに気づいてないようだ。
そこでぼくはスピードを緩めながら、もう一度クラクションを鳴らした。
「ビーーーーーーーーーーーーーーー、ビ、ビ、ビーーーーーーーーーーーーーーー」
相手はようやくこちらの音に反応した。
スピードを緩め、ハンドルを切って元の位置に戻ったのだ。
ぼくはスピードを上げ、その車を追い越した。
その車には若葉マークが貼られていた。
運転席を見ると、乗っているのは若い女性だったが、手を口に当て恐怖におびえている様子だった。
その気持ちもよくわかる。
しかし、よく考えてみると、恐怖におびえるのはこちらの方である。
当てられそうになったのだから。
右に寄り過ぎて、危うく沿道の樹木にぶつかるところだった。

さて、その後その車は、またもクラクションを鳴らされていた。
今度は後続の車からである。
恐怖のあまり、車をそのまま停めてしまったのだ。
車線変更の合図を出したままになっていた。

初心者というのは、運転を教わって間もない人たちだ。
ということは、まだ基本に忠実でなければおかしい。
車線変更に一番大切なことは、「目視」である。
ぼくは教習所で、このことを半ば強制的に叩き込まれた。
だから、今でも忠実に「目視」をやっている。
いったいどこの教習所で習ったんだろう。
その教習所は「サイドミラーだと、ごく近くは死角になって見えないから、必ず自分の目で確認するように」と教えなかったのだろうか?
教習所の教官は、若い女性に甘いからなあ。
案外、卒業検定の時も、助手席からアドバイスをしていたのではないだろうか。
「若い女性+優しい教官=甘い検定」、これは事故の一方程式である。
余計ながらぼくは、この女性の将来を案じてしまう。

そういえば、交通安全週間の時、福岡交通安全協会は必ずラジオでそのお知らせをやっている。
その時、BGMで流れている歌、あれはいったい何なのだろう?
「手を振って、手を振って、道路の右側歩こうよ。あせらずに、あせらずに、1、2、3、4、ゴーゴーゴー。右ってどっち、右ってどっち・・・♪」
これは、歩行者に呼びかける歌じゃないか。
ドライバーがこれを聴いてどうするんだろうか?
「ちッ、あの歩行者、道路の右を歩いてないやんか」
などと思って、イライラが募り、かえって運転に悪影響を及ぼすだろう。
もう少し考えた選曲をやってもらいたいものである。


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